こんにちは。今回は、Discordの危険人物APIについての記事をわかりやすく紹介します。
Discordとは
まず最初に、Discordはオンラインでコミュニケーションや交流をするためのプラットフォームです。もともとはゲーマーのために作られましたが、現在では様々な目的で広く利用されています。
Discordでは、テキストチャットや音声通話、ビデオ通話などさまざまな手段でコミュニケーションが取れます。グループやコミュニティはサーバーと呼ばれ、異なるチャンネルでトピックごとに議論することができます。
危険人物APIの開発元
危険人物検索サイトは「Discord海軍」というグループが開発しているようです。
サポートサーバーはこちら: https://discord.gg/V6SmYx8Ghp
危険人物APIの紹介
2023年12月にdiscord危険人物サイトとしてオープンし、2024年4月現在では6000人以上の危険人物情報が登録されているようです。
さらに、Discord危険人物情報サイトのAPIが誕生し、グローバルBANに使用するユーザーが増えてきました。
APIを使った危険人物検出BOT
以下が危険人物(荒らし)がサーバーに入ってきたら自動でキックしてくれるBOTのサンプルコードです。
discord.js v13を使用しています。
const { Client, Intents } = require('discord.js');
const client = new Client({
intents: [
Intents.FLAGS.GUILDS,
Intents.FLAGS.GUILD_MEMBERS
]
});
const API_URL = 'https://discord-navy.net/users/api.php?id=';
client.once('ready', () => {
console.log('Bot is ready');
// クライアントのステータスを更新する関数を呼び出す
updateStatus();
});
// サーバーの数を取得してステータスを更新する関数
function updateStatus() {
// クライアントのステータスを更新
client.user.setActivity(`${client.guilds.cache.size}サーバーで稼働中`, { type: 'PLAYING' });
}
client.on('guildMemberAdd', async member => {
try {
// APIにユーザーIDを送信して存在を確認
const fetch = await import('node-fetch');
const response = await fetch.default(API_URL + member.user.id);
const data = await response.json();
if (data.exists) {
// ユーザーが存在する場合、キックする
member.kick('荒らし情報が検出されました。')
.then(() => {
console.log(`${member.user.tag} がAPIで検出されたため、キックしました。`);
})
.catch(error => {
console.error('キックエラー:', error);
});
}
} catch (error) {
console.error('Error:', error);
}
});
// ボットのトークンでログイン
client.login('TOKEN');
最後に
荒らし行為が増える中で、このようなサービスが登場することは驚きです。開発者に感謝の意を示すとともに、記事はここまで。お読みいただきありがとうございました。