Docker Compose - インストール
原文:Install Docker Compose
https://docs.docker.com/compose/install/
Compose をインストールするには、まず Docker のインストールが必要です。それから Compose を curl
コマンドでインストールします。
Docker のインストール
はじめに、Docker 1.6 以上をインストールします。
Compose のインストール
Compose をインストールするには、次のコマンドを実行します:
curl -L https://github.com/docker/compose/releases/download/1.3.1/docker-compose-`uname -s`-`uname -m` > /usr/local/bin/docker-compose
chmod +x /usr/local/bin/docker-compose
メモ:もし "Permission denied" エラーが出たら、おそらく /usr/local/bin
ディレクトリが書き込み可能ではないため、Compose のインストールをスーパーユーザで行う必要があります。sudo -i
を実行してから、先ほどの2つのコマンドを実行し、exit
します。
オプションとして、bash シェル向け コマンド補完 もインストールできます。
Compose は OS X と 64 ビット Linux で利用可能です。他のプラットフォームでは、Pyhton パッケージを使っても Compose をインストールできます。
$ sudo pip install -U docker-compose
もうこれでコマンドは不要です。Compose のインストールは成功しているでしょう。docker-compose --version
を実行してインストールをテストできます。
アップグレード
Compose 1.2 以前のバージョンを使っている場合、削除するか、既存のコンテナをアップグレード後の Compose へ移行する必要があります。これは Compose バージョン 1.3 は、Docker ラベルを使ってコンテナの追跡をするため、全てのコンテナにラベルを付け直す必要があるためです。
もし Compose がラベル無しで作成されたコンテナを見つけると、実行を拒否します。そのため、2組のコンテナのセットを指定しても実行できません。もし既存のコンテナを使い続けたい場合(例えば、データ・ボリュームを使い続けたい場合)、次のコマンドで移行できます:
docker-compose migrate-to-labels
別の方法として、コンテナを維持する必要がなければ、それらを削除できます。それから Compose で新しいものを作り直します。
docker rm -f myapp_web_1 myapp_db_1 ...