Docker Compose - コマンド補完

原文：Command Completion
https://docs.docker.com/compose/completion/

コマンド補完のインストール

Bash

bash completion（補完）がインストールされていることを確認します。最小インストールではない Linux を使っているのなら、bash 補完を使えるでしょう。Mac では brew install bash-completion でインストールします。

補完スクリプトを /etc/bash_completion.d/ に置きます（ Mac では /usr/local/etc/bash_completion.d/ です）。使用例：

curl -L https://raw.githubusercontent.com/docker/compose/$(docker-compose --version | awk 'NR==1{print $NF}')/contrib/completion/bash/docker-compose > /etc/bash_completion.d/docker-compose

次回ログイン時から補完が使えるようになります。

Zsh

補完スクリプトを /path/to/zsh/completion に置きます。使用例：~/.zsh/completion/

mkdir -p ~/.zsh/completion
curl -L https://raw.githubusercontent.com/docker/compose/$(docker-compose --version | awk 'NR==1{print $NF}')/contrib/completion/zsh/_docker-compose > ~/.zsh/completion/_docker-compose

$fpath ディレクトリに含めます。例：`/.zshrc への追加

fpath=(~/.zsh/completion $fpath)

compinit が読み込まれ、~/.zshrc に追加されていることを確認します。

autoload -Uz compinit && compinit -i

それから、シェルを読み込み直します。

exec $SHELL -l

利用可能な補完

何を補完するかは、どのようなコマンドを使うかに依存します。

• docker-compose で使えるコマンド
• 個々のコマンドで利用可能なオプション
• 特定の関連性があると思われるサービス名（例：実行中・停止中インスタンスのサービスや、イメージから作られたサービス、あるいはサービスの元となる Dockerfile）
• docker-compose scale では、サービス名に自動的に "=" を追加して補完します。
• 選択したオプションの引数、例えば docker-compose kill -s は SIGHUP と SIGUSR1 のようなシグナルを補完

Compose を速く入力ミス無く、気持ちよく使いましょう！