今回は、ゲームエンジンの2大巨塔である
UnityとUnreal Engineを比較します。
まず、ゲームエンジンには汎用型と特化型があります。
UnityやUnreal Engine、 COCOSなどは汎用型のゲームエンジンと呼ばれていますが
有名なRPGツクールシリーズなどは特化型のゲームエンジンです。
そして、ゲームエンジンの1位と2位がUnityとUnreal Engineというわけです。
1位がUnityで 2位がUnreal Engineです。
Unityはモバイルゲーム市場ではダントツなので、その差が大きいって感じです。
Unityのメリット
・どのプラットフォームでも対応している
・アセットストアが充実している 【検索もしやすい】
・特に2Dゲーム、モバイルゲームに強い
・情報量がUnreal Engineの5倍~10倍以上ある
・他のツールとの相性もいい
・Unreal Engineと比べたらソフトが軽い
などがあります。
特に情報量とアセットストアのメリットが大きすぎるんですよ。
英語の情報であれば、Unreal Engineも沢山あるけど
日本語の情報は正直まだまだ少ない。
けど、Unityの場合 日本語の情報も沢山ありますし
公式のLearning情報も豊富にあるので、初心者でもとっつきやすいのが特徴です。
そして、アセットストアもUnreal Engineより勝っています。
特にゲーム開発を楽にしてくれるアセットが沢山あるので
プログラミングなどが出来なくても、全然ゲームを作ることは可能です。
やはりこれだけ便利なアセットがあると
初心者にとってはありがたいと思います。
Unreal Engineのメリット
・デフォルトのグラフィックがきれい【膨大なポリゴン数にも対応している】
・Blueprintでノードベースでの開発ができる。
・3Dゲームに強い【AAAタイトル向け】
・クオリティの高い、映像作品を作れる
・エディタのツールが豊富
・性能としては最強
などなどあります。
ただし、日本語の情報がまだまだ少ないという点と
アーティスト向けのアセットの少なさ
そして、Unityよりも重たいというデメリットがあります。
なので、プログラミング経験者とかならいいと思うけど
初心者がいきなりやるのはちょっと大変かなーって感じです。
Blueprintもなれるまで結構時間がかかると思う。
因みに推奨スペックはこんな感じです ↓
GPU 最低スペックはNvidiaGTX1080またはAMDRXVega64
最高パフォーマンスを求める場合はNVIDIARTX2080またはAMDRadeon5700XT以上必要
CPU 3.4GHz以上の12コアCPUを推奨
ストレージ 大容量で高速なSSDを推奨
RAM 32GBを推奨。
推奨でこれはやばいよね。
最低だと、GPUは1660ti メモリは最低でも16GBはないと厳しいと思います。つまり、最低でも20万前後のゲーミングPCが必要ってことですよ。 ゴリゴリに開発するなら、30万以上のゲーミングPCは必要です。
綺麗なグラフィック=ゲーミングPCじゃないと作れないですからね。
なかなか初期投資が高い。
因みにUnityはそこまでスペックは高くないので10万前後のゲーミングPCでも
普通に開発が出来ますし
2Dゲームであれば、ノートPCでも大丈夫です。
やはり、初心者の人ならUnityの方がいいと思いますね。
情報量に差がありすぎるので。
Unityだったら、調べたら答えが出てくることが多いけど
Unreal Engineの場合は、英語のサイトまで調べていかないと
答えまで出ないことが多いのですよ。
特に個人開発者の場合も、Unityが圧倒的に多くて
Unreal Engineをガチでやっている人って少ないという印象です。
なので最初はUnityでやってみて慣れたら
Unreal Engineもやってみるというのが王道ルートだと思います。
Unityでも難しいと思えば、RPGツクールシリーズとかで
作ってみるのもいいでしょう。
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