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こんにちは、座禅いぬです。
この記事はマナビDXクエストで得たものAdvent Calendar 2025 シリーズ2の24日目の記事です。クリスマスイブですね!でも関係なく夜は勉強会関連のミーティングが3つ入ってたりします。毎日楽しいですね!

会議のレベルがとにかく高い

自主イベントなどに色々取り組む中で、勉強会やイベントの運営的な役割も増えてきました。すると欠かせないのが会議です。

僕は会社勤めということを経験したことがないのもあり、この「会議」というものの流儀がよくわかっていませんでした。自社以外の人と何かを作り上げる作業、さらにはオンラインで複数人が集まって議論するような経験はほとんどなかったんです。

マナビDXクエストに参加する方々は、初心者から、大企業でDXに取り組む方やデータサイエンティスト、コンサルタントに至るまで様々です。そして会議のレベルがめちゃくちゃ高いと感じます。Zoom、Teams、Google Meetなどを駆使して、1時間程度で素早く意思決定と認識合わせを行うさまは洗練されていて、これはこれで一つの大きな学びでした。

その中で出てくるキーワードが「ファシリテーション」。知っている人からしたら常識的なものかもしれませんが、僕はファシリテーションってなんや?となったのでまとめてみました。

ファシリテーションとは

ファシリテーション(facilitation)とは、会議やワークショップなどで、参加者の意見を引き出し、議論を整理し、合意形成を促進する技術のことです。「facilitate」は「促進する・容易にする」という意味で、直訳すると「物事をスムーズに進める」ということになります。

ビジネスの世界ではよく聞く言葉ですが、一般的かというとそうでもない。重要なのは、ファシリテーターは「司会者」とは違うということ。司会者は進行役ですが、ファシリテーターは参加者から意見を引き出し、議論を活性化させ、最終的な合意形成まで導く役割を担います。

具体的なテクニック

マナビDXクエストの会議で見てきた中で、「これはすごいな」と思ったテクニックをいくつか紹介します。主にファシリテーションの話ですが、一人ファシリテーターがいるというよりみんなでやっているような場面も見かけました。

アジェンダの事前共有

会議の前に「今日話すこと」「決めること」を明確にして共有する。これだけで会議の効率が全然違います。「今日は何を話すんだっけ?」から始まる会議とは雲泥の差です。

タイムボックス

アジェンダの中で、「この議題は10分で」と時間を区切ってしまいます。時間が来たら次に進む。ダラダラ議論が続くのを防げます。議論が盛り上がるのはとても良いし大事なことなのですが、みんなが共有している限られた時間の中で、ゴールにちゃんとたどり着くのはもっと大事なわけです。

発言の可視化

誰かが発言したら、Googleドキュメントやエディタに書き出す。「今の意見はこういうことですね」と確認しながら進める。認識のズレを防ぎ、全員が同じ理解で進められます。これの大事なところは、自分の思ったことを書くのではなく、認識合わせを可視化しながら進めるという点にあります。

沈黙を恐れない

話を上手に振っていく一方で、「とりあえず自分が喋って静かになるのを避ける」をしないのが印象的でした。会議が盛り上がって終わることを目標とせず、全員が発言しやすいようにすることは非常に重要です。参加した人がみな何かを提供し、何かを持ち帰る会議にするのがみんなうまい。

会話がターン制

これ未だに謎なんですが、喧々諤々みたいな議論ではなく、本当に綺麗にAさんが問題提起し、次にBさんが自分の意見を述べ、Cさんが別の視点での意見を述べ、Dさんが自分の知っている事例について共有し、Eさんがまとめる、という流れがきれいにできる人がいっぱいいます。途中で遮るとかが凄く少ない。どうやってるの?LLMなの?ゲームのキャラか何かなの?

すぐ調べる

誰かが自分の知っている過去の事例、みんなが知らないツールについてなど発言した際に、すぐに検索して得た情報をチャット欄などで共有します。喋っている人のサポートをスッとやってくれる方が多いです。

わからないを放置しない

会議中に、喋っている相手の意図がくみ取れない部分というのはどうしてもあります。その際、「ここで伝えたい部分が自分にはよくわからなかったのですが、こういうことですか?」と、放置せずにしっかり確認をしていきます。それによって、認識のずれを防ぐだけではなく、他の参加者の理解を高めることができます。

最後に決定事項と次のアクション、スケジュールを確認

いわゆる「ラップアップ」です。「今日決まったことは〇〇、次回までに△△さんが□□をする」と明確にして終わる。これがないと「で、結局何が決まったんだっけ?」になりがちです。次のMTGのアポイントもその場で抑えるのが一番楽で確実なので、すぐに決めてしまいます。

なぜ重要なのか

ファシリテーションが重要な理由は、会議の質が成果に直結するからです。

僕たちの時間は有限です。1時間の会議に5人が参加すれば、5時間分の人的リソースを使っていることになる。その時間で何も決まらなかったら、それは大きな損失です。

また、良いファシリテーションは心理的安全性を高めます。「この場では自由に意見を言っていいんだ」と思えると、参加者から本音や創造的なアイデアが出てきます。逆に、一部の人だけが発言して終わる会議では、せっかくの多様な視点が活かされません。

「ここはまずブレインストーミングからやりましょう」と、さらに意図的に発言を促す場面設定を行うことも有効と感じました。参加していて、自分が貢献できているという実感があるため、より積極的に発言したいと感じる。ほんまにすごい。

マナビDXクエストで様々な会議に参加して、ファシリテーションの重要性を実感しました。また、実践する機会もたくさんあるのがありがたいです。

まとめ

ファシリテーションとは、会議やワークショップを効果的に進め、参加者から意見を引き出し、合意形成を促進する技術です。

今回書いていて、自分ができてないことが多いことを否が応でも認識せずにはおれず結構凹みましたが、同時に僕のように「会議の流儀」に慣れていなかった人間にとって、マナビDXクエストで学んだファシリテーションの技術は大きな財産であるとも思います。これもまた、「得たもの」の一つです。

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