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こんにちは、座禅いぬです。
この記事はマナビDX Quest で得たもの Advent Calendar 2025 シリーズ2の9日目の記事です。

マナビDXクエストで僕が得たものの一つが「LT会」という文化でした。10分程度で気軽に発表する。1分でもOK。聞く側も気軽に参加する。この素晴らしい文化を、ぜひ地元でもやりたい。そう思って、CDLEひろしまでもLT会を始めることにしました。そこで工夫をしようとしたら、思ったより大変だったのと、色々学ぶことが多かった話を今日はします。

地域コミュニティならオフラインで集まりたい!

地元でイベントをやるなら、できればオフラインで集まりたい。最初にそれを考えました。

オンラインイベントだと、地域は関係ありません。全国どこからでも参加できる。それは良いことでもありますが、裏を返せば大手のイベントと競合します。有名企業が主催する勉強会、著名なエンジニアが登壇するLT会。内容とクオリティで真っ向勝負したら、正直勝てません。差別化が必要ですね。

地域コミュニティには地域コミュニティの強みがあります

直接会える。画面越しではなく、同じ空間で話せる。名刺交換して、相手の人となりも垣間見える。レコーディングされるリスクなく、本音でじっくり語り合える。この「会える」という価値は、オンラインでは代替できません。

地域という共通点がある。同じ地域に住んでいる、働いている。それだけで話のきっかけになります。地元の課題を共有している可能性もある。「うちの会社でもそれ困ってます」という会話が生まれやすい。

地域貢献という意義がある。「広島のIT人材育成に貢献したい」「地元を盛り上げたい」。そういう想いを持った人が集まる場は、単なる勉強会とは違う熱量があります。

だから、地域コミュニティでイベントをやるなら、オフラインを軸にしたい。

でも、オフラインには制約もある

とはいえ、参加者は基本的に社会人が多いわけで、平日の夜に時間を合わせて集まるのは大変。仕事が終わる時間はバラバラだし、家庭の事情がある人もいる。「行きたいけど今日は無理」ということは普通にあり得る事だと思います。

その点オンラインであれば、家から参加できるのでハードルは大分低くなります。やろうと思えば出張先からでも参加できますし、移動時間や準備の時間も考えなくてよいので、参加者的には楽なのは間違いなくオンラインなのです。

更に、地元の人間だけに絞ると母数が少なくなり、参加者はどうしても少なくなります。盛り上げるという観点ではできる限り多くの人を対象にしたイベントにしたい。ここに矛盾が発生します。どうしたものか。

ハイブリッドという選択肢

そこで考えたのが、ハイブリッド開催です。

つまり、オフラインをやめてオンラインにする、という話ではないという選択肢です。オフラインは大事にしたい。でも、オンラインでも参加できるようにしておけば、「今日は現地に行けないけど参加したい」という人も巻き込める。オンラインで参加した人が「次は現地に行ってみようかな」と思ってくれたら、それはうれしい。

さらに、活動に興味を持って参加してくれる人自体は全国から見に来てくれてもいいわけです。参加人数や情報の拡散は全国規模、でも直接会って地元共通の話題で盛り上がる要素も忘れない。何なら「広島はAIで盛り上がってるな!」って思ってもらえたらもっと嬉しいわけです。

そのようにオフラインを軸にしながら、オンラインという選択肢も用意する。このようにしてハイブリッド開催をする考えに至ったわけです。

方法: 軸足をオンラインにすれば、どちらのメリットも取れる

いきなり言ってることが真逆になっていますが、結論としては「イベントのテーマやメリット軸足をオフラインに。だが、開催方法は軸足をオンラインにする」のがよさそうです。

発表はオンラインを基本にする。現地組も、発表者のスライドはZoomの画面共有で見る。これで、オンライン参加者と現地参加者が同じ体験をできます。発表者も自宅から参加できるので、「今日は現地に行けないけど発表したい」という人にも対応できます。

ディスカッションはZoom越しを意識する。現地組もチャットに書き込む。リアルタイムの議論でオンライン参加者を完全に巻き込むのは難しい。それを意識することでなるべくオンラインイベントに寄せていく。現地開催だけだと別のツールを使わないと難しい、リアルタイムのコメントができるという発見もありました。

現地では親PCを一台用意し、そこに事前に登壇資料を入れておきます。これを大きなディスプレイにつなぎます。なるべく各自自分のPCを持参いただき、発表時は親PCを使うか、自分のPCにヘッドセットを付けて発表してもらいます。その際は会場スピーカーをオフにするようにします。

課題: 正直難易度は高いし課題はたくさん。開催負荷もある

ハイブリッド開催を続けていく中で、まだ解決できていない課題もたくさんあります。

準備が増える。会場を抑え、カメラ、マイク、配信用親PCが必要。これをやってくださっている方がいるから成り立っているところがあります。いつもありがとうございます。イベント告知も仲間内だけではなく外部に告知しますから、その手順も結構煩雑です。

常にオンラインの空気感を意識しないといけない。現地で盛り上がっている雰囲気が、オンライン参加者には伝わらないのはやはり心配です。軸足をオンラインという方向性になっていくにつれ、仕組みの工夫はしているものの、会場とオンラインの両方をみるのは大変です。

通信トラブルへの対応。オフラインでは不要なWi-Fi、マイク、配信トラブルなどにも対応していかなければいけません。現地だけで盛り上がってればいいやーとなってはいけないですし、各自PCを持ち込みとなると対応はかなり大変です。親PCだけだとこの問題は発生しないので、そこは今後どうするかよく考えたいと思っています。

音声問題。質疑応答の時がちょっと大変で、スピーカーでオンライン参加者の声を会場にも届けなければいけないですし、オフラインでしゃべる時はスピーカーをちゃんと切らないと自分の声が時間差で聞こえてくるとすごくしゃべりにくいという問題が発生します。全員PC持参が出来たら「同じ場所に集まったみんなでZoomを使って会議」モードになればいいだけなのですが、なかなかそうもいきません。

これらは今後も改善していきたいポイントです。

これを発展させてもっと活用したい

ハイブリッド開催は、完璧な解決策ではありません。でも、地域コミュニティでオフラインを大事にしながら、参加の間口を広げる方法としては有効だと感じています。試行錯誤ばかりしている状態ですが、今後はマナビDXクエストでも地域で集まるイベントを活性化出来たらいいなと思っているのもあり、一つの方向性として提案していきたいなと思っています。

明日は、もう一つの試みとして「QiitaとLTの連動」についてお話しします。

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