事前事項
- 差替え用のcronファイル(cron_batch.cron.new)は既に用意済み。
- ファイル名、ディレクトリ構造は適当に記載している。
差替え手順
- FTPソフト(WinSCP等)を使用して、バッチサーバーの「/tmp」にcronファイルを格納する。
- SSHクライアント(Putty等)を使用して、「踏み台サーバー」→「バッチサーバー」の順に接続する。
- root(スーパーユーザー)に切り替える。
sudo su -
- tmpディレクトリへ移動する。
cd /tmp
- 変更前のcrontabを「tmpディレクトリ」へバックアップをとる。
crontab -l > crontab_backup1
- 差替え用のファイルを反映させる。
crontab /tmp/cron_batch.cron.new
- 変更後のcronファイルのバックアップをとる。
crontab -l > crontab_backup2
- 変更前後の差分を確認する。
diff crontab_backup1 crontab_backup2
- バックアップディレクトリの作成
mkdir -p /home/backup/`date +%Y%m%d`
- crontab出力ファイルをローカルのバックアップディレクトリに退避する。
mv /tmp/crontab_backup? /home/backup/`date +%Y%m%d`
- 退避ファイルを確認する。
ls -l /home/backup/`date +%Y%m%d`
- ログアウト
exit
基本的なcrontabコマンド
コマンド | 内 容 |
---|---|
crontab ファイル名 | cronファイルの更新 (ファイル名を指定しないと、空ファイルを指定したことになり、cronファイルが消えるので注意が必要。 ) |
crontab -l | cron設定の表示 (「crontab -l > ファイル名」で表示した内容を別ファイルに保存。 ) |
crontab -e | cronファイルの編集 (「e」の隣に「r」があるので、使用する際は注意が必要。) |
crontab -r | cronファイルの削除 (警告なしで削除される。) |