はじめに
爆速でPDFを全世界に公開したい時ありますよね?
そんな迷える初心者/一人情シスのみなさんにこちらの
S3を使った爆速公開術を授けます。
必要なもの
・AWSアカウント
・アップロードするPDF
・あきらめない心
S3の設定
AWSマネジメントコンソールにログインし、S3サービスに移動します。
リージョンを選択したら「バケットを作成」ボタンをクリックします。
バケット名を入力します。(例:tonikakupdf001)
「パブリックアクセスをすべてブロック」のチェックを外します。
警告が表示されますが、今回はパブリックアクセスを許可する必要があるため大丈夫です!
その他の設定はデフォルトのままで、「バケットを作成」をクリックします。
PDFファイルのアップロード
作成したバケットを開いて「アップロード」ボタンをクリックします。PDFファイルをドラッグ&ドロップするか、「ファイルを追加」をクリックして選択し、「アップロード」をクリックしてファイルをアップロードします。
PDFファイルの公開設定
アップロードしたPDFファイルを選択します。
「アクション」ドロップダウンメニューから「パブリック権限の編集」を選択します。
「このオブジェクトのパブリックアクセス権限を付与する」にチェックを入れます。
警告を確認し、「変更を保存」をクリックします。
バケットポリシーの設定
バケットの「アクセス許可」タブに移動します。
「バケットポリシー」セクションで「編集」をクリックします。
以下のポリシーをコピーし、エディタに貼り付けます。※YOUR_BUCKET_NAMEを実際のバケット名に、YOUR_PDF_NAME.pdfを実際のPDFファイル名に置き換えてください。
jsonCopy{
"Version": "2012-10-17",
"Statement": [
{
"Sid": "PublicReadGetObject",
"Effect": "Allow",
"Principal": "*",
"Action": "s3:GetObject",
"Resource": "arn:aws:s3:::YOUR_BUCKET_NAME/YOUR_PDF_NAME.pdf"
}
]
}
「変更の保存」をクリックします。
PDFファイルのURLの取得
バケット内のPDFファイルを選択します。
「オブジェクトの概要」セクションにある「オブジェクトURL」をコピーします。
これで完了です!コピーしたURLをブラウザに貼り付けると、PDFファイルが表示されるはずです。URLが長くなってかっこ悪い場合は外部のURL短縮ツールを使ってみても大丈夫です。
おわりに
ふとした場面でURLにて共有したい時に知ってるだけで使えるテクニックだなって思えました!
記事執筆中に上司から「最近の保育園はS3で保育だより来るんだよね~。S3だとライフサイクルルールで毎月新しいのしか閲覧できないように管理できるから便利だね」と令和最先端なS3の使用例も教わりました。もうプリントじゃないんですね、、、。