データを扱うちょっとしたデスクトップアプリがこれから重宝される時代になると思っていますが、皆さんどうでしょうか?
今、念頭においているのは、サーバ設定などの設定情報をチェックしたりするツールです。phpinfo をチェックして、設定あっているかどうかなどですね。それから、AWSの設定用JSONファイルをつくるとか。
これらの作業などを行うデスクトップアプリをLibreOffice 、python を使ってつくろうと思っています。クロスプラットフォームで使えるようにする予定です。
libreoffice を使うのは、ユーザーインターフェースの部分を作る手間を省くためです。それで、言語が、python かというと、java はちょっと重いので、手軽な言語として、python を選択しました。データマイニング系の言語でもありますし、AWSや、fabric でも使えるのがいいです。バージョンは、いろいろ迷いましたが、2.7 を基本にしています。libreoffice は、3系になってしまいますが、仕方がないところです。
マクロはどこにあるの?
まず、マクロをpythonで書くところからはじめます。まずつまずくのは、どこにマクロが保存されているのかです。とりあえず、調べた結果です。
windows 7 LibreOffice 5.0.3
AppData は隠しファイルなんで、フォルダオプションで見られるようにしておくと便利です。
自作マクロ
C:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\LibreOffice\4\user\Scripts\python
サンプルマクロ
C:\Program Files (x86)\LibreOffice 5\share\Scripts\python
ubuntu14.04 LibreOffice 5.0.3.2-2 パッケージによって、ディレクトリ変わるみたいです。
自作マクロ
/home/ユーザ名/.config/libreoffice/4/user/Scripts/python
サンプルマクロ
/opt/libreoffice5.0/share/Scripts/python
OSX10.9.5 LibreOffice 5.0.3
自作マクロ
/Users/ユーザ名/Library/Application Support/LibreOffice/4/user/Scripts/python
サンプルマクロ
/Applications/LibreOffice.app/Contents/Resources/Scripts/python