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軽深(かるしん なんちゃって圏論) Advent Calendar 2023 18日目の記事です。

演習形式をとっているので、ぜひ 回答を試みてください。

前提知識 説明か探求か?

説明(評論)を軽深(かるしん なんちゃって圏論)的に考察するとどうなるかと言う話です。評論は役に立たないと言われてますが、実際には延々と行なわれています。テレビの評論番組を見れば分かるでしょう。なんでなのでしょうか? 多くの人が求めているのは何もしたくない、何も考えたくないからでしょう。評論の本質はあなたは何もしなくてよい、何も考えなくてよいという情報伝達ではないでしょうか?
図式で書くと、こんな感じですね。

会議の場で延々と単なる説明をされたところでしょうがないと思いませんか? 探求から提案をして行動を促すのがいいのではないでしょうか? 探求は正解を求める説明とは異なり、もともと新たな可能性を開くものです。一方、説明と探求の図式は異なるように見えますが、説明は 何もしない考えないでよい と提案をしているとも取れるのが面白いところです

さて軽深演習 #11 山本五十六の図式になんとなく少し似ていますね。

似ていることを数学的に厳密に行うことは、私には到底不可能ですが、意識変容の現象学──哲学・数学・神経科学・ロボティクスによる学際的アプローチという科研費をもらった研究が思った以上の成果をだしています。今後広い学問の分野で圏論がつかわれるのに期待が持てます。

演習 テレビの解説や、評論番組に意味がないなと思ったことはありませんか? では、どんな番組にしたらいいでしょうか?

テレビなどのメディアに限らず学問の世界でも、説明に終始することはごく普通にあります。そしてなんの行動の提案を行わないことがほとんどです。単なる図式を見ただけですけど、説明だけでは意味がないと明確に認識した気になりませんか?
そして、意味ある番組にするのはどうしたらいいかを、探求の図式をつかって考えてみませんか?

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