軽深(かるしん なんちゃって圏論) Advent Calendar 2023 22日目の記事です。
演習形式をとっているので、ぜひ 回答を試みてください。
前提知識 クラウドは高すぎる
クラウドは、専用サーバーの管理コストまで考えると断然安いと言われていました。しかし、ビッグデータの時代になり、滅多に使わないデータをクラウドに保存するのはかなりコストがかかります。しかも、めったに使わないデータですが、高速に検索したいというニーズがあると費用対効果的にはかなり高価なものになります。例えば、2年に一度しか使わないけれども、使う時はSSDで高速検索したいという場合は価格差がかなりあります。4TBのデータでクラウドとローカルのNASで比較すると5倍ぐらいの価格差になります。
図式で書くと、
速度は、安いストレージだとクラウドは遅い
圏論的に図式もっと変えていきましょう。
見通しが良くなった気しませんか? 圏論的には、関手という概念にちょっと触れている雰囲気をだしました。
最近のNASは、Webサーバ公開機能があるのは当然ですし、Docker も使え、非常に便利になっています。演習では、このNASについてです。
演習 クラウドのストレージ課金は、ビッグデータになればなるほど、オンプレのNASに比べて高額になります。ビジネスチャンスだと思いませんか? NASはストレージだけでなく、Docker も使えるので、納品、サポートも楽です。
Docer 利用可能なNASで、死蔵しているデータ活用の提案を考えてみましょう 。リコールで、2年に一度ぐらいしかつかわない死蔵データを高速で検索したいというニーズは確実にあるはずです。
最近、リコール問題が大騒ぎになっています。事後的に対応するにはデータの高速な全件検索になり、クラウドの費用は莫大になります。10倍くらいの価格差でシステム提案すると十分にビジネスになるのではないでしょうか?