100万行以上のオープンデータの公開をtableau public でおこなってみませんか?
対象者
この記事は、公的機関のデータ公開担当者を念頭においています。100万行以上の表形式データを利用者にオンラインで、自由にグラフ化出来る形式でtableau public で公開する方法を紹介します。
国や公共機関のデータは、オープンデータとして公開されることが進んでいます。
データ公開で重要なこと
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入手可能(今は簡単になりました)
データ公開で重要なことは、データの入手可能でかつ容易なことです。幸いなことに、今は、インターネットの時代です、データはいくらでもインターネット上公開な可能です。東京都は、コロナ関係のデータを、github でCSV形式で公開しています。github 以外には、データを公開するサービスは多々あります。CSV形式になっていれば、公開するのは簡単です。 -
活用可能(難しいけど、tableau public なら簡単)
東京都は、このデータを加工して、都内の最新感染動向として公開しています。活用してもらうためにはグラフ化などの可視化がかかせません。でも、東京都のように本格的につくりこむのは、手間がかかります。そこで、tableau public をつかってできるだけ、活用もできるデータ公開をしてみませんか? というのがこの記事の目的です。
tableau public にデータをアップしてみよう
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tableau public とは、一言でいうと無料のデータ公開しかつ視覚化できるサービスです。詳しくは、こちらを見てください。公開出来るデータは、10Gまでなのでかなり余裕です。ただ、データは公開が必須です。でもオープンデータなら問題はないですね。
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貿易統計からつくった練習用データをtaleauにアップ
custom_y_hs2_from_1998.csv kaggle にもアップしてあります。データは、1998~2019 年までの税関別の貿易統計のデータです。レイアウトは、こんな感じです。
項目名 | データの型 | 備考 |
---|---|---|
Year | 整数 | 年 |
exp_imp | 整数 | 輸出入の区別 0: 輸出 1: 輸入 |
Country | 整数 | 国のコード |
Custom | 整数 | 税関コード |
hs2 | 文字列 | 貿易コードの上2桁 |
Q1 | 数量1 | 数量には2種類あるが、ほとんどはQ2 |
Q2 | 数量2 | 数量として扱う |
Value | 整数 | 1000円単位 |
tableu publicに登録
まず、登録してみましょう。ここで登録です。右上の登録ボタンを教えて、指示にしたがって、メールアドレスを登録してください。確認メールがくるのでその内容にしたがって登録確認してください。
tableau desktop をdownload
desktop 用のアプリケーションをダウンロードするようにと促されますので、ダウンロードしてインストールしてください。これで準備完了です。
データのアップロード
tableau desktop を開いて、データをアップロードして、輸出入別のグラフを作成しましょう。
動画を見ればできるでしょう。データタイプや、ディメンジョン、メジャーで注意点があります。