軽深(かるしん なんちゃって圏論) Advent Calendar 2023 13日目の記事です。
演習形式をとっているので、ぜひ 回答を試みてください。
前提知識 守破離
守破離とは、剣道や茶道で、修業上の段階を示したものです。
守破離を図式で表現すると
対象が3つ、射が2つの例です。孫子の兵法とも形式的には同じ図式になります。
ポアンカレの言葉を思い出してください。数学とは違うものを同じものとみなす技術である 同じ図式でかけるなら同じとみなすことにしてみましょう。
これだけでは当たり前過ぎて。ちっとも面白くありませんね。面白くしてみましょう。
守破離には、もっと前があるという大塚商会の記事があります。それは型です。
どの図式にももっと前がありますね。それで、もっと前があると考えるとどんないいことがあるのでしょうか?
「守るってなんかよく分かんなかったけど。型を守るってことなんですね。」と理解しやすくなる気はしませんか? 見通しはよくなったとも思えますね。
演習 有名な孫氏の兵法の【敵を知り、己を知れば危うからず】の敵を知るのもっと前はなんでしょうか? 守破離のように、「敵を知る」ってこうゆうことなんだというのはあるはずです。
圏論って面白いんじゃないかとなんとなく思えるようになりませんか?
もっと前でなく、一つ前はなんだっけって。考えるだけでも見通しが良くなりませんか?
もっと前を探索するのは、シフトレフトやなぜなぜ分析も同じようなものですね。