これはなに?
初心者向けRailsでブログを作ってみるチュートリアルその1 の続きです。
前回は、何をつくるかを決めました。
今回は実装に移る前にプロジェクトの初期セットアップをします。
今回の作業内容
今回は以下のような作業を行います
- Github上でリポジトリを作成する
- railsのインストール
- railsプロジェクトのセットアップ
rubyの環境構築
Rubyの環境構築がまだの方は以下のページなどを参考にご自分のお手元にRubyの開発環境をセットアップしてください。
- Mac編: https://prog-8.com/docs/ruby-env
- Windows編: https://prog-8.com/docs/ruby-env-win
Github上でリポジトリを作成する
この際にgitignoreを rails
に設定しましょう1
railsのインストール
gem install rails
これで手元にrailsプロジェクトのセットアップの準備が完了しました。
railsプロジェクトのセットアップ
リポジトリをclone
git clone https://github.com/アカウント名/rails-blog-sample.git
これで手元にリポジトリをclone(コピー)してきます
railsプロジェクトの初期化
cd rails-blog-tutorial
rails new .
rails new
の中でいくつかのファイルを上書きしていいか聞かれるので全てに y
で答えて大丈夫です
試しに動かしてみる
rails server
でコンソール上に以下のような雰囲気のログが流れたら http://localhost:3000/ にお手元のブラウザでアクセスしてみましょう。
Yay! You’re on Rails!
みたいな画面が出てきたら成功です。ターミナルから ctrl-c で終了しましょう
逆にこんな感じじゃなかったらなにかおかしそうです。その時はエラーメッセージの一部とかでググってみるとか質問してみるとかしましょう。
=> Booting Puma
=> Rails 6.0.3.1 application starting in development
=> Run `rails server --help` for more startup options
Puma starting in single mode...
* Version 4.3.5 (ruby 2.5.5-p157), codename: Mysterious Traveller
* Min threads: 5, max threads: 5
* Environment: development
* Listening on tcp://127.0.0.1:3000
* Listening on tcp://[::1]:3000
Use Ctrl-C to stop
ここまでの作業内容をpush
これからブログを開発していくためのrailsプロジェクトを作成できたので、作業内容をgithub上にpush(アップロード)します。
git add .
git commit -m 'rails new'
git push origin master
これで、万が一手元のファイルが消えてもgithubからここまでの作業内容を取得できるようになりました。
このように、作業内容はこまめにcommitしてpushしましょう。
今回のまとめ
- Githubでリポジトリを作って手元にcloneした
- railsをインストールした
-
rails new
でプロジェクトを構築してからrails server
で動作確認までできた
次回は、Webアプリケーション中でデータを扱う上で必要になる「モデル」の部分を実装します。
-
これをやっておくと、railsで生成されがちだけどgitで管理する必要がない(または管理しないほうがいい)ファイルを無視するようになって便利 ↩