この記事は Alibaba Cloud Advent Calendar 2021 の1日目です。
アリババクラウド(Aliyun)関する話題であれば何でもオッケー。皆様の参加をお待ちしております。
あらすじ
アリババクラウドには中国サイトと国際サイトの2種類が有ります。
AWSやAzureで中国だけは契約から分離されているのと同じですね。
自分は中国サイトを中国の携帯電話・銀行口座・住所で使っています。
アリババクラウドにもSMS送信サービスが登場しました。
中国ではSMS通知を多要素認証の他にも通知等で日常的に使います。
ECS(仮想サーバ)からSMS送信出来たら便利ですよね。
じゃあ試してみようとしたら詰んだ話。
利用開始に向けて
アクティベーション
アリババクラウドのお作法ですね。
新しいサービスはサービス毎に規約が定められており、都度同意させられます。
まずはチュートリアル
なんとこれにも料金がかかります。
残高が0元だとこのように失敗します。
チャージして再試行したところ、ちゃんと届きました。
最初に署名を作成
中国ではSMSの送信には文頭に署名を記入することが義務づけられています。
中国から届くSMSは必ず 【阿里云】
のようなヘッダが付いているのはこのためです。
まずはこれを作成します。
記入していくと、なにやら営業許可証をアップロードしろとか出ています。
いやいやそんなはずは。
良く読むと第三者と名前空間で競合するような名前でない場合は否を選べと書かれています。
否を選ぶと証明書類のアップロード欄が消えました。
ホームページのFQDNを入れて申請。
申請が完了。結果を待ちます。
却下の通知が
約3時間後、携帯電話に却下のSMS通知が届きました。
早速内容を確認します。
ICP番号なんて自家用ですからもちろんありません。
個人のパブリックアカウントやミニアプリは駄目
と書かれています。
だめじゃん個人じゃ使えないじゃん!
詰んだ
このプロセスが完了しないと先に進めません。
ゲームオーバーです><
まとめ
- 阿里云 短信服务 は中国の法人でないと使えない
- 国際サイトを使いましょう(多分使える…はず)
倚天710の話?
アドベントカレンダーにアリババのArmベースの新プロセッサ倚天710を試す。と予告していたのですが、残念ながら本日時点でECSインスタンスとして利用不可能であります。
というわけで急遽お題変更となりました。。
期待していた皆様、申し訳ない。利用可能になったら試します!