そもそも RPiPlay って?
RPiPlayは、Raspberry PiでAirPlayを行うためのOSSです。
ラズパイといっても、実はUbuntuや他のLinux環境にもインストールすることができます。
理論上はCLI環境でも動作するはずなのですが、私が試した限り、GUI環境がインストールされてないと正常に動かないことが多いです。
CLIのUbuntu Serverとかだったら apt install ubuntu-desktop
とかすれば、GUI環境を入れてくれます。個人的に重くなるからイヤなんだけど。
インストール作業
インストール作業といっても、実はコマンドひとつでインストールできちゃいます。
~$ curl https://yuzukichi.jp/rpiplay-inst.sh | bash
https://yuzukichi.jp は私が所有するドメインで、rpiplay-inst.sh は、RPiPlayの実行に必要になる作業をひと通り行ってくれるスクリプトになってます。
実体はコチラ。
やる人いないと思いますが、dockerコンテナや一部のタイムゾーンが設定されていない環境では、インストール作業中に、タイムゾーンを選択する画面が出るかもしれません。そこは手動でお願いします...。
話が脱線しますが、そういう環境では、PID1がデーモンではなく、date set
コマンドが使えないため、シェル上でタイムゾーンの設定に失敗してます。解決法はあると思いますが、そこまでは調べてません。。
インストールが完了したら、
~$ rpiplay -n AirPlayTest -b auto
のように実行してあげましょう。
待ち受け状態になったら、AirPlayレシーバ化完了です。
同じネットワーク内にあるiPhoneやMac、iPadからミラーリングしてみましょう。
個人的には、ラズパイ2では少しモッサリした感じでした。(初代は論外、10秒以上のラグが発生した)
公式は3以降を推奨していたり、YouTubeとかで試している人たちは動きがかなり滑らかなので、それくらいのスペックがあれば間違い無いです。