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Google Cloud SQLを使用した際の失敗談

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【失敗談】クラウドデータベースの課金体系を勘違いして痛い目を見た話

はじめに

個人開発でポートフォリオを作成していた際に、クラウドデータベースの課金体系を完全に勘違いしてしまい、予想以上の請求が来てしまった体験談を共有します。

同じような勘違いをする人が一人でも減ることを願って、自分の失敗を記録として残しておきます。

何を勘違いしていたのか

勘違いの内容

私が勘違いしていた課金体系は以下の通りです:

  • 間違った認識: 起動した時間ではなく、利用した分(クエリした分、保管したデータ分)だけ課金される
  • 間違った認識: リソースを作ったとしても、特に触っていなければ微課金で済む
  • 間違った認識: デプロイ自体が稼働させただけでは料金は発生しない
  • 間違った認識: データを入れた際に、入れた分だけ料金がかかる

実際の課金体系

実際には、多くのクラウドデータベースサービスでは:

  • インスタンスが起動している時間に対して課金される
  • データの使用量やクエリ数に関係なく、稼働時間分の料金が発生
  • インスタンスを作成した時点から課金が開始される

具体的に何が起こったか

インスタンス作成時の設定

インスタンス作成時には以下の設定を行う必要がありました:

  1. プランの選択
  2. バックアップ頻度の設定
  3. 容量の設定

個人開発(ポートフォリオ)用途だったため、全て一番小さいプランで十分でした。

プラン選択での注意点

特に注意が必要だったのがプランの選択です:

  • エンタープライズプラン: 企業向けの基本プラン
  • エンタープライズプラスプラン: より高機能な上位プラン

私は間違えてエンタープライズプラスを選択してしまい、個人では痛い金額になってしまいました。

反省点と学んだこと

1. ドキュメントをしっかり読む

謎にドキュメントを読まずに進めていたので、自業自得であった。

最も大きな反省点は、公式ドキュメントを読まずに進めてしまったことです。課金体系についてはドキュメントに明記されているため、事前に確認すべきでした。

2. 課金体系の理解

クラウドサービスの課金体系は複雑な場合が多いため、以下を必ず確認する:

  • 何に対して課金されるのか
  • いつから課金が開始されるのか
  • 使用していない時間も課金されるのか
  • 最小課金単位はどれくらいか

3. プラン選択の慎重さ

プラン選択時は以下を心がける:

  • 個人開発なら最小プランから始める
  • プラン名が似ている場合は特に注意深く確認する
  • 料金表を必ず確認する

今後気をつけること

事前調査の徹底

  • 公式ドキュメントの熟読
  • 課金シミュレーターがあれば活用
  • 無料枠の有無と条件の確認

テスト環境での検証

  • まずは最小構成でテスト
  • 実際の課金額を1日〜1週間程度監視
  • 想定外の課金がないか定期的にチェック

アラート設定

  • 予算アラートの設定
  • 使用量監視の設定
  • 定期的な利用状況の確認

まとめ

クラウドサービスは便利ですが、課金体系を理解せずに使用すると思わぬ出費につながります。

特に個人開発者にとっては、数千円の違いでも大きな痛手になる可能性があります。

この記事が同じような失敗をする人の参考になれば幸いです。

教訓:

  • ドキュメントは必ず読む
  • 課金体系は事前に理解する
  • 個人開発なら最小プランから始める
  • 定期的な利用状況の確認を怠らない

この記事は自分のミスを忘れず、記録するために書かせてもらいました。同じような失敗をする人が減ることを願っています。

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