はじめに
先月にAzureのAZ-700に合格したので、どういった勉強をしたのか残しておきます。
これから受ける方の助けになれば幸いです。
前提
- PJにてAzureのネットワーク構築の経験あり(5か月ほど)
- Azureの他の認定資格はなし
- Google CloudのACEだけ受かっています
勉強方法
1.Microsoft Cloud Skills Challenge
Learnには各認定試験ごとに学習用のコンテンツが用意されており、中でも自分はMicrosoft Cloud Skills Challengeを使用して学習しました。
これは30日以内に全学習を完了すると試験が半額になるバウチャーが貰えるもので、無料で学べる+試験も安くなりお得です。
全学習の完了にはおよそ15時間ほど必要なので、割とパワーは必要ですが...。
自分が学習に使用したのはAzure Network Engineerコレクションで、大規模な案件でないと触れないVirtual WANやFirewall Managerなどのリソースも学習することができます。
Azure Network Engineer チャレンジ コレクション
実際の構築画面をイメージした演習もあるので、構築時に必要なパラメータも学習することができ非常に役立ちました。
こんな形で画面をぽちぽちしたときの操作を体験できます
2.Udemy
この手の資格試験あるあるですが、自分もUdemyにて模擬問題集を購入し知識の定着を図りました。
ただし難点として、AZ-700は日本語の問題集が(少なくとも自分の確認できた範囲では)ありません。
仕方がないので自分は英語版の問題集を購入し、翻訳をかけて使用していました。
使ったのは以下の問題集です。
AZ-700 Designing Implementing Azure Networking Practice Test
翻訳にはDeepLのChrome拡張機能を使用しました。
文章を選択すると画面上に翻訳ボタンが出てくるので、クリックすると翻訳できます。
必要な部分だけを翻訳できるのでとても便利です。
問題集を2周し、概ね正答率が90%を超えるくらいまで持っていきました。
3.公式の模擬問題集
他のクラウド資格はわかりませんが、Azureに関しては公式が模擬問題集を提供してくれています。しかも無料です。
試験 AZ-700: Microsoft Azure ネットワーク ソリューションの設計と実装
前述のUdemyの模擬問題集と合わせてこちらも使用しました。
日本語版が用意されているので、実際の試験の翻訳に慣れることもできます。
感想
それなりに時間をかけた+実務でも多少触ったことがあるおかげか、完全にわからないという問題はありませんでした。
ただし模擬問題集では出ない問題(一連のシナリオに対してそれぞれ対応策を求められる問題)もあったりするので、念頭に置いておいたほうがいいと思います。
模擬問題集で出た問題がほぼそのまま出ていたりもしたので、ちゃんと取り組んでおくのがおすすめです。
あと自分の回では日本語訳が不十分で、与えられている情報だけでは答えの出ない問題がありました。
試験中は言語を英語に切り替えることができ、英語版では情報があったため明らかに解けないときは英語版の問題文も確認するといいかもしれません。
結果
1000点中877点と、だいぶ余裕をもって合格できました。
模擬問題集は正義。
終わりに
これまで触れたことのない種類のリソースや機能、どういったときにどのリソースを使うかの判断基準を学ぶことができ非常に良かったです。
ちゃんと選択肢をリストアップして検討できるようになるという意味で、実務にも生きてくるんじゃないかなーと思います。
Azureに興味がある方は、ぜひ受けてみてください!