Claude CodeでGPT-5.4を動かす(CLIProxyAPI × Codex OAuth)
Claude CodeのバックエンドをGPT-5.4に差し替える方法を紹介します
使うのはCLIProxyAPIです。ChatGPT Plus/ProのCodex OAuthをローカルプロキシで中継して、Claude Codeからの接続先をGPT-5.4に向けます。APIキーの発行は不要です
アーキテクチャ
Claude Codeが送るAPIリクエストをCLIProxyAPIが受け取り、Codex OAuthトークンを使ってOpenAI APIに転送します。レスポンスはそのままClaude Codeに返ります。ローカルで完結するので外部サーバーは不要です
前提条件
- ChatGPT Plus または Pro に加入済み
- macOS(Homebrew導入済み)
- Claude Code 2.x インストール済み
- ターミナル操作ができること
1. CLIProxyAPIのインストール
Homebrewで入れてサービスを起動します
brew install cliproxyapi
brew services start cliproxyapi
起動を確認します
brew services list
cliproxyapi が started になっていればOKです
2. Codex OAuthでログイン
ChatGPTアカウントでOAuth認証を通します
cliproxyapi --codex-login
ブラウザが開くのでChatGPTアカウントでログインします。認証が完了するとターミナルに成功メッセージが表示されます
続行をクリック後ターミナルが以下で止まっていた場合は、エンターを押すと進みます
Paste the Codex callback URL (or press Enter to keep waiting):
トークンは ~/.cli-proxy-api/ に保存され、以降は自動でリフレッシュされます
3. CLIProxyAPIのAPIキーを設定
/opt/homebrew/etc/cliproxyapi.conf を開いて api-keys を設定します
api-keys:
- "your-api-key-1"
このキーはCLIProxyAPIへの認証用で、Claude Code側の設定と一致させます
4. Claude Codeの設定ファイルを編集
~/.claude/settings.json の env ブロックに環境変数を書きます
{
"env": {
"ANTHROPIC_BASE_URL": "http://127.0.0.1:8317",
"ANTHROPIC_AUTH_TOKEN": "your-api-key-1",
"ANTHROPIC_DEFAULT_HAIKU_MODEL": "gpt-5.4"
}
}
設定項目の説明:
| 環境変数 | 値 | 役割 |
|---|---|---|
ANTHROPIC_BASE_URL |
http://127.0.0.1:8317 |
接続先をCLIProxyAPIに向ける |
ANTHROPIC_AUTH_TOKEN |
your-api-key-1 |
CLIProxyAPIのapi-keysと一致させる |
ANTHROPIC_DEFAULT_HAIKU_MODEL |
gpt-5.4 |
Haikuスロットのモデルをgpt-5.4に差し替え |
.zshrc に export で書く方法もありますが、settings.json に書けばClaude Code専用の設定として管理できるのでこちらがおすすめです
OPUS / SONNETスロットも変更したい場合
Claude Codeには opus / sonnet / haiku の3つのモデルスロットがあります。/model コマンドで切り替えるあれです。全部GPT-5.4にすることもできます
注意点として、Claude CodeはSONNET / OPUSスロットに対してmax tokenを1M(100万トークン)に設定してリクエストを投げます。GPT-5.4のmax output tokenは128,000なので、CLAUDE_CODE_MAX_OUTPUT_TOKENS で制限をかけないとエラーになる場合があります
なお、input token側の上限を制御する環境変数は現時点で存在しません
{
"env": {
"ANTHROPIC_BASE_URL": "http://127.0.0.1:8317",
"ANTHROPIC_AUTH_TOKEN": "your-api-key-1",
"ANTHROPIC_DEFAULT_OPUS_MODEL": "gpt-5.4",
"ANTHROPIC_DEFAULT_SONNET_MODEL": "gpt-5.4",
"ANTHROPIC_DEFAULT_HAIKU_MODEL": "gpt-5.4",
"CLAUDE_CODE_MAX_OUTPUT_TOKENS": "128000"
}
}
HAIKUスロットのみの変更であれば CLAUDE_CODE_MAX_OUTPUT_TOKENS は不要です
5. 動作確認
Claude Codeを起動します
claude
適当なプロンプトを投げてGPT-5.4が応答すれば成功です
注意点・Tips
Thinkレベルを変える
GPT-5系はモデル名の末尾に (high) / (medium) / (low) を付けることでThinking(推論の深さ)を制御できます
"ANTHROPIC_DEFAULT_HAIKU_MODEL": "gpt-5(high)"
| モデル名 | Thinkレベル |
|---|---|
gpt-5(high) |
最大(深い推論) |
gpt-5(medium) |
中間 |
gpt-5(low) |
最小(高速) |
デフォルトポート
CLIProxyAPIは 8317 で起動します。変更したい場合は /opt/homebrew/etc/cliproxyapi.conf の port を編集してください
Quota制限
ChatGPTのquota制限はそのまま適用されます。Proプランの方が上限が高いです
使用状況はCLIProxyAPIのWeb UIで確認できます。ただし、Web UIにアクセスするには /opt/homebrew/etc/cliproxyapi.conf に管理用パスワードを設定する必要があります
remote-management:
allow-remote: false
secret-key: "your-management-password"
設定後、http://localhost:8317/management.html をブラウザで開き、secret-key に設定した値を入力してログインします
※ secret-key と api-keys は別物です。secret-key はWeb UI管理用、api-keys はClaude Code等のクライアント認証用です
使える他のモデル名
CLIProxyAPI経由で使えるCodex系モデルの一覧です
| モデル名 | 備考 |
|---|---|
gpt-5.4 |
最新フラグシップ |
gpt-5-codex |
コーディング特化 |
gpt-5-codex(high) |
Codex + 高Thinking |
gpt-5 |
GPT-5ベース |
詳しくはCLIProxyAPI公式ドキュメントを参照してください
まとめ
CLIProxyAPIをインストールして、Codex OAuthでログインして、settings.json を書き換えるだけです。Claude Codeの操作感はそのままでGPT-5.4が使えます。自分の環境ではセットアップから動作確認まで特にハマることなくスムーズに動きました
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