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移行アシスタントでデータ移行したファイルが開けない (OSX High Sierra)

Last updated at Posted at 2018-02-20

はじめに

移行アシスタントでデータ移行したら新しいMacの方で古いMacから移行したファイルが開けなくなった。

「“ファイル名”は壊れているため開けません。 ゴミ箱に入れる必要があります。」

解決できたので共有する。

解決策

切り分けしたところHFS PlusのEA (拡張情報) が原因だとわかったので

% xattr -cr /Users/user/

したら解決した。

とはいえ、この解決策は脳筋対処でしかないので変な副作用が起こらないとも言えない。
良い子のみなさんは移行アシスタントを使わず手動で新しいMacの環境構築した方が良いと思う。

余談

他の解決策

試せていないが移行アシスタントでデータ移行したMacが使えないによると購入直後やクリーンインストール直後等のユーザ作成前の状態でのデータ移行なら前述のようなファイルが開けない問題は発生しないらしい。

ただ、この解決策を行うためには以下の通り必要物品が多かったため断念した。

High Sierraのインストールディスク (USBフラッシュメモリ等)

移行アシスタントでは古いMacと新しいMacのOSXのバージョンを揃える必要がある。古いMacがHigh Sierraで新しいMacがSierraだと移行アシスタントは使えない。すでにユーザを作っている場合にユーザ作成前の状態にするにはクリーンインストールを行う必要があるが、新しいMacが2016年モデル以前の場合に内蔵ディスクによるクリーンインストールを試みた際にPreboot問題が発生すると内蔵ディスクによるリカバリができず、インターネットリカバリをしたらSierra以前になってしまう。そこでHigh Sierraのインストールディスクを使ってHigh Sierraをインストールする。

※つまり、新しいMacが2017年モデル以降なら不要。

Thunderbolt 3(USB-C)- Thunderbolt 2アダプタ

lua4-u3-agt」のようなUSB NICだと「開発元が未確認のアプリケーションを開く」で許可した上でドライバのインストールを行う必要があるがその一連の操作はユーザ作成前には実施できない。(参考:LUA4-U3-AGTをmacOS High Sierraで使う話)

Apple Thunderboltケーブル

同上

Preboot問題に遭遇した

SMC とPRAMの初期化をした後にインターネットリカバリすることで解決した。
(参考:Mac > High Sierra > APFSインストール用のprebootボリュームを作成できませんでしたの解決

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