5
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

#概要
今年、機会もあり、AWS Cloud Practionar(以後、CLF)とSolution Architect(以後、SAA)に合格しました。
その際、いくつかの参考書とUdemyが大いに役立ちました。
参考にどのように活用したのか記載したいと思います。

#前提
・機械系の修士卒業卒
・SIerに数値解析アプリのエンジニアとして入社し、2年目
・アプリ開発がメインのため、インフラ関連の知識は入社時の研修で学んだ程度

#AWS受験の経緯
 入社時の研修でAWSの講習を受けた際にAWS CLFのバウチャーコードを無料でもらったためです。
 元々、興味を持っておりましたが資格と言ったらひとまずIPA関連の基本情報や応用情報を取得してからとりくみたいと思っており、優先順位は高くありませんでした。
会社から支給されたバウチャーコードには受験日の期限と合否の結果にかかわらず報告が必要であり、どうせならと思い、勉強を始めました。
CLF取得後はAWS自体に興味を持つようになり、自己啓発的に継続して勉強を行うようになりました。

#試験の準備期間
 CLFは1ヶ月、SAAは2ヶ月コツコツ積み重ねて勉強しました。大体、CLFは50h,SAAは80時間ほどの時間をかけたかと思います(効率が悪い人間です)。

#AWS CLF取得の勉強方法について
1.参考書を購入し、一通りのサービスを勉強
 研修時に学べなかったAWSの技術を一通り勉強したいと思い、購入しました。
AWSの勉強を行う際、参考書を購入するのは賛否があるかと思います。
技術の移り変わりによりテキストに掲載されている技術が最新ではなかったり、合格するには不十分だったりします。
ただ、インターネットからそれぞれのAWSが提供しているサービスを検索し、確認するよりは手っ取り早くサービスの概要を学べるかと思います。
また、書籍等は動画等に比べるとネットワーク環境に関係なく読み進めることができるため通勤やスキマ時間にコツコツ読み進めました。

参考書:AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナー

2.デジタルコースで復習
 AWSが提供しているデジタルコースで各クラウドサービスをカフェのサービス等に置き換えて説明してます。
個人的には楽しく、わかりやすく学べますし、英語ではありますが字幕の日本語も本試験に比べたら丁寧に訳されております(本試験の和訳は酷いです)。
上記の参考書でいまいちわからなかったり、掲載されていないサービスはこちらのデジタルコースで勉強しました。

デジタルコース:AWS クラウドプラクティショナーの基礎知識 (第 2 版)

3.AWS公式のサンプル問題で試験内容を把握
 AWSが公式で提供しているサンプル問題があり、英語ですが試験形式や内容を把握できます。
サンプル問題や模擬試験は早めに取り組み、試験の概要を把握するのは大事ですが、ある程度の知識がないと内容も把握できないのではないかと思い、このタイミングでサンプル問題を解きました。 
私個人の反省点としてデジタルコースを受講する前に受験してもよかったなと思いました。

AWSサンプル問題:問題と解答

4.Udemyでひたすら模擬試験を解く
 AWS CLFの模擬試験をいくつか受験したいと思い、Udemyの下記講座を購入し、ひたすら問題演習を行いました。
Udemyの下記講座は通常時に購入すると比較的高い(5000円くらい?)ですが、セール時などでぐっと安くなり、1000円台になりますのでその時に購入するのが狙い目です。
Udemyのイベントなので少し持ち上げて話しますとUdemyの問題演習を購入するメリットは最新の試験形式に基づいた問題を解くことができる点です。
Udemyに掲載されている講座の多くは投稿者が上げた後に改良されています。
例えばAWSですとサービスの提供リージョンが増えたり、ストレージサービスのオプションが終了したりします。
エンジニアとしてそれらの技術をキャッチアップするのは当たり前ですが、資格取得の勉強ではサービスの変化に気づけない場合があります。
参考書等の模擬試験ですと掲載されている問題は比較的難易度が高く、オプショナル>>応用レベル>基本レベル=本試験といった感覚でした。
CLF合格だけを考慮すると全ての問題を解く必要がなく、応用レベルまで問題演習をこなせば十分合格レベルに達するかと思います。
アウトプットできる教材が限られている中でこの教材は使い勝手も含めて非常に良いテキストだったかと思います。

この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集(7回分455問)

#AWS SAA取得時に使用

1.Udemyのハンズオン講座で基本サービスに触れる
 順番としてCLF受験前に受講した方がより良いとは思いますが、期限がなかったのでCLF取得後に受講しました。
その時までテキストベースで主に勉強していたため実際にIAMやEC2等のサービスを触ることでより理解が深まりSAA取得時にも大いに役立ちました。

[これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座(SAA-C02試験対応版)]
(https://www.udemy.com/share/101WKk3@EIO88sey1s9dIhyWP0YxOjbqx38LdmKFh5aL7EbIfv2E8Yn8oEr9sSZKrcajP2w6ug==/)

  1. 参考書を購入し、一通りのサービスを復習
     結果として下記のテキストを買う必要はなかったと思いますが、知識の漏れを網羅的に短時間で確認するのには良かったと思います(買う必要はないと思います)。

参考書:[(模擬問題付き)改訂新版 徹底攻略 AWS認定 ソリューションアーキテクト − アソシエイト教科書[SAA-C02]対応]
(https://www.amazon.co.jp/dp/4295010650/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_7XR7P88Q3GHNTF5PCK9C?_encoding=UTF8&psc=1)

3.Udemyでひたすら模擬試験を解く
 AWS CLFと同様にUdemyの下記講座を購入し、ひたすら問題演習を行いました。
Udemyのイベントなのでこちらでも少し持ち上げて話しますとUdemyの問題演習を購入するメリットにスマホもしくはタブレットのアプリを用いて勉強ができるところも魅力かと思います。
スキマ時間や通勤時間にもちろん使用でき、演習問題は途中で停止することが可能なため、少し時間があるときに開いて一問解くという使い方もできますし、アプリで時間が計測されているため本番を想定して使用も可能です。
こちらの問題集はセールを用いるとコスパが良いのですが、解説や問題文等は正直わかりずらかったです(本試験と同等の翻訳レベルなので模試としての完成度は高いかもしれません)。
こちらで理解を深めるために使用するというよりかは試験形式に慣れるのに使用した方がよろしいかもしれません。

【SAA-C02版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)

4.Cloud Techの模擬試験を用いて理解を深める
 偶然Twitterで知って上記のUdemy講座に満足しておりませんでしたので試験の1週間前にこちらのサービスを使用して最後、追い込みをしました。
無料で200問ほどSAA対策の問題を演習できますが、各問題の解説はわかりやすく理解が深まりましたので、上記3のUdemy演習問題よりは優先して取り組むべきだと思います。

ウェブサイト:Cloud Tech

#結果
  CLFは900点くらいでSAAは780点くらいでどちらも合格しました。個人としてはSAAで時間をかけて勉強した割には良いスコアが取れず少し残念ではありました。

#今後の取り組み
 SAA取得後、AWS関連の業務を任せてもらう機会が増えていい経験をしており、以前に比べ業務に対するモチベーションも高いので引き続きAWSの資格(DVA等)を受験していきたいと思います。

5
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
5
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?