はじめに
私は2021年頃からAWSの個人学習用アカウントを作成してたまに触っているのですが、アカウント作成当時に設定したアラーム設定が動作していなくて焦ったので残しておこうと思います。
結論
2021年頃にマイ請求ダッシュボードの設定とCloudWatch、SNSから請求アラームを設定していた方は見直しが必要かもしれません。
CostExplorer画面の確認、CloudWatchで過去に作成したアラームの状態を確認しましょう!
そして 予算を設定して請求アラート 、CloutWatchで請求アラーム が出るようにしましょう!
気づいたきっかけ
先月Amazon Qのハンズオンを行い、リソースが空の場会のAmazon Qの料金が気になったので一か月程度放置してみようと思い放置し、そのまま忘れていたのを思い出してマネジメントコンソールを確認したところ以下のように表示されていました。
ほぼすべてのコストがAmazon Qのようです。
作成から一か月経過するとコストかかるんだな~、クレジットあるしまぁいいかと思っていたのですが、そこから請求書を確認したところ請求のうち25ドルはクレジットが使用され、残りの1.3ドルは請求されるようでした。
ここで過去に設定した請求アラームが出ないということに疑問を覚えて「請求とコスト管理」の画面をさまよっていたところ、
ホーム画面のコストモニターに 予算状況:設定が必要です とあったので確認したところ、ここから予算超過アラームを設定できるようになっていました。
※以下の画像ではすでに予算を設定した後なので予算超過と表示されていますが、最初は下のコスト異常のステータスのように表示されていました。
予算を作成したところアラートがされるようになり、
このアラートの設定のおかげでアラームされるようになったので過去に設定した予算超過アラートが消えてしまっていたのかもしれません。
※この予算の作成方法については多くの先人の方が記事にされているのでここでは省略します。
最後の方の参考のリンクに載せさせていただいたので気になった方や自分もアラートの設定必要かもという方はリンク先の方の記事を見ていただければと思います。
ちなみに、2023年7月頃にSkill Builderの一か月分の請求があったのですが、そのときはアラームされていたので最近アラートもしくはアラームの更新が必要になったのかもしれないですし、月末になったらアラームされていたかもしれません。
とはいえ、昔マイ請求ダッシュボードの設定とCloudWatch、SNSから請求アラームを設定していた方は念のため見直しをし、予算の作成をしておいた方がよいかもしれないですね。
所感
AWSのマネジメントコンソールやコスト関連の画面は定期的に確認しないといけないなと再認識しました。
このまま忘れて放置していたらとんでもない請求額が来ていたかもしれないので早く気づけて良かったです。
あとクレジットで命拾いしました。
不明点が多いのでもっと調査しようかなとも思っていたのですが、めんどくさひとまず当初の目的のアラームされない現象は解消できたのでここで止めておこうと思います。
気にはなるので何か分かり次第更新します。
また、請求アラートはAWS Billing コンソール、請求アラームはCloudWatch コンソールで設定するもの であるということを今回初めて知りました。
1ドルは犠牲にしましたが多くを学べました。
参考
マイ請求ダッシュボードの設定とCloudWatch、SNSから請求アラートを設定する方法の参考リンク
請求とコスト管理から予算を作成して設定する請求アラートの方法の参考リンク
公式ドキュメント(ここで請求アラートと請求アラームがしっかり分けて記載されています)