概要
今回は、Java入門としてIntellijとSpringBootで始めるアプリケーション開発を公開したいと思います。
Intellijとは
IntellijはJetBrainsという企業が開発するJVM言語向けのIDEで、インテリジェーと読みます。
IntellijはJVMデベロッパーの70%以上が利用するIDEで非常に高いシェアと機能性を備えています。
Spring Bootとは
Spring bootとは、Java言語の環境化で使用できるWebアプリケーションの開発をサポートするフレームワークの一つです。
Spring Frameworkとは別物なので注意しましょう。
違いをざっくり説明すると、
●Spring Frameworkは、Java言語のアプリケーション開発のために作られたフレームワークの集合体。
●Spring bootは、集合体となった機能を使いやすくするためのフレームワーク。
となります。気になる方は自分で調べてみて下さい。
目次
- Intellijのインストール
- Spring Bootプロジェクトのひな型を作成し、アプリケーションを起動
- おわりに
1.Intellijのインストール
まずはIntellijをインストールします。
Intellijには無料版と有料版がありますが、今回は無料版を使っていきます。
Intellijをインストールする時は、ToolBoxというアプリケーションを使うと便利です。
ToolBoxAppはIntellijの開発元であるJetBrainsが開発する、IDEを管理するアプリケーションになります。
上記のWebサイトから、アプリをダウンロードをクリックしてダウンロードできます。
ダウンロードした後はインストーラに従ってインストールを進めていってください。
インストールが完了すると、以下の様にToolBoxを表示し、Intellij IDEA Community Editionをインストールしてください
ここからIntellijを起動することが出来ます。
これでIntellijのインストールは完了です。
2.SpringBootプロジェクトのひな型を作成し、アプリケーションを起動
Spring Bootプロジェクトのひな型作成にはspring initializrが便利です。
spring initializrでは、いくつかの設定項目を入力するとSpring Bootプロジェクトのひな型のZipファイルを作成できます。
以下のWebサイトにアクセスし、設定項目を入力していきます。
https://start.spring.io/
DependenciesにSpring Webを追加し、他の依存関係は都度必要になった際に足していきます。
GENERATEをクリックし、Zipファイルを作成します。
次にこのプロジェクトを起動してみましょう。
Intellijを開き、ファイル→開くから先ほど作成して解凍したZipファイルのbuild.gradleを選択し、「プロジェクトとして開く」をクリックすると、IntellijにSpring Bootプロジェクトがインポートされます。
インポートが完了したら、srcの中のDemoApplicationファイルを開き、右クリック→デバックを行ってみましょう。
コンソールを見ると、8080ポートで起動されていることがわかります。
実際にWebで以下のページが表示されていればOKです。
おわりに
以上でIntellijでSpring Bootプロジェクトを起動するデモンストレーションを終わりにしたいと思います。
また、IntellijとSpring Bootで簡単なWebアプリケーションの開発をレクチャーしている記事も公開しているので、興味があればご覧ください。