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【Bubble】BubbleとGoogle SpreadSheet(Google Sheet)を接続するのにZaiperを導入検討時に調べたメモ

Last updated at Posted at 2022-04-14

BubbleとGoogle SpreadSheet(Google Sheet)を接続するというタスクがあり、人気のZapierを使っての接続を検討しました。
結論としては、Zapierを使わない方針となりました。
その経緯の忘備録・メモ書きとなります。

Zaiperとは?

既にお馴染みの自動化ツールです。
執筆時点で、2000種類以上のサービスを繋ぐことができます。
メルカリなどの企業内でも導入されており、タスクの自動化のツールの選択肢の一つとして、たくさんの人が利用していることでしょう。

BubbleとGoogle Sheet(Spreadsheet)の接続

今回は、Bubbleを利用して、CRUD(Create/Read/Update/Delete)処理を行うことができるという要件があったからです。

なお、Zapier以外に、接続させるために考慮した方法とツールもあります。
その際に、検討に入ったのが、以下のツールです。

  • Google Sheet API
  • Zapier
  • Sheety
  • SheetDB

今回は、今後の展開なども考慮して、Zapierにて進めるべく調査を行いました。

Zapierにて詰まったポイント

以下、導入するにあたり、調べた内容となります。

1. Zap Thingって何?

Bubbleのドキュメントだと以下の通りに書いてありました。

Zap thing
The thing to send to Zapier along with the zap.
This should match the trigger type defined in the Plugins tab.

要するに、使用するZap(どのようなフローを踏んでいくのかを定義したもの)と一緒にZapierに送信する項目です。なので、今回の場合は、Google Sheet(Spreadsheet)とやり取りする項目です。
なお、Bubbleのプラグインにて定義が必要で、トリガータイプと一致しなければなりません。

例えば、データを送信する時には、そのデータそのものがZap Thingになります。

ZaiperのTriggerとActionについて

Image

Zaiperは、Trigger(変化、読み込みなど)を基にして、Action(何かに対しての実行)を行うというフローです。
Bubbleで設定できるのは、Triggerが、Bubbleの変化に対してのみ、一方でActionが、Create Thing、Modify Thing、API Flowの3つとなります。

Bubbleにデータを取得したいという場合は、BubbleからTriggerを引き起こす(APIの場合は、APIを叩く)という動きになります。
しかしながら、Zap Thingを設定できないため、取得をすることができないのです。

2. ZapierではCRUD処理に制限がある

Zapierにて、CRUD処理はできます。
CreateとUpdate、そして、Deleteは問題ありません。
ただし、Readに関しては、癖があります。というのも、使えるZapierのサービスは、Google Sheet APIに準拠した内容となるからです。
データを読み取る時にも、JSONにて取得するのですが、Key-Valueで取得できませんでした。

Zapierの導入は見送りました。

Zapierを使うことで、タスクの自動化と考えていましたが、Key-ValueのJSONにて情報を取得できないということから、導入は見送りとなりました。
Zapierを活用した連携を検討している人は、上記の2点を考慮し、導入することをおすすめします。

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