みなさんこんにちは、お久しぶりの @yuuki-h です!
今回はたまたま昔の自分のコードを眺めるきっかけがあり、
「うわ、Tailwind使い慣れてないやん、、、」と思った3つの初心者あるあるを
恥ずかしながら、掲載します!
TL;DR
- 公式ドキュメント読むべし
- Tailwindの実装にはCSSの知識が必要不可欠
- Arbitrary valuesじゃなくて、公式の基本的なスタイル or
tailwind.config
を活用
1. なぜか公式ドキュメントを見ない
初めてTailwindを使うと、なぜか公式ドキュメントを見ずにググったりGPTに聞いたりしてしまうことってありますよね。
ただ、それって 「公式が有能なことを知らないだけ」 だと思うんです。
(その上、Tailwindのドキュメントは英語で書かれているのでスルーしやすい気もします)
しかし、Tailwindのドキュメントは英語がほぼ読めなくても
ぱっと見で伝わるので、これを機にDocsを読んでいただきたいです!
例えば、CSSのborder-style
であれば、こんな感じです。
ぱっと見、CSSのプロパティと一致するクラス名がわかるので
これを適用するだけです!
「英語のドキュメント、、、」と思うと読みたくなくなりますが
純粋にCSSが書いてあるだけと思えば、読める気がしてきませんか?
2. どのクラスを使えばいいかわからない
Tailwindを使う際、どのクラスを使えば良いか分からないことって結構ありますが、これはCSSのプロパティに慣れていない人や、TailwindとCSSのプロパティ名が若干異なることが原因です。
そもそもCSSのプロパティわからない
CSSのプロパティに不慣れな人がTailwindを使うと、どのクラスを選べば良いか戸惑うことがあります。これは悲しいことにCSSの知識不足、、、なので、検索してどんなプロパティが該当するのか見るのが正解です。
検索キーワード例:「CSS 要素 中央寄せ」など
CSSの記事はたくさんあるので、体系的に勉強するよりも時間を優先すべき場合は
上記のキーワードのような形で 「CSS 対象 やりたいこと」 と検索すれば大抵のことは解決します!(ChatGPTでもOKです)
TailwindとCSSのプロパティ名が若干違う
これは、TailwindがCSSのプロパティ名をショートカットしたクラスを提供していることが原因です。しかし、これもTailwind公式でなんとかなります。
例えば、CSSのmedia
ってTailwindではどう実装するか知りたい場合、
公式ドキュメントの検索バーで以下のように入れます。
すると、いかにも関連がありそうなページが表示されます。
この中で確認すれば、おおよそ当たります!
3. Arbitrary values使いがち
個人的に、自分のコードではこれが一番多かった気がします。
TailwindではArbitrary values(任意の値)を使ってスタイリングすることができますが、使いすぎると可読性が損なわれることがあります。
ただ、Tailwindに元々用意されてるなら、使わない方がわかりやすいです。
Tailwindは基本的なスタイルが予め用意されていて、Arbitrary valuesを使う前に、公式のスタイルを利用することで、Tailwindに慣れている人やデザイナーの方などとのコミュニケーションがスムーズになりますし、実装も共通化されるので可読性も上がります。
自分のコードでよく見受けられたのは以下の感じでした。
例:w-[100%]
→w-full
, m-[0]
→m-0
, py-[8px]
→py-2
これもドキュメントを見ればよくわかります!
Tailwindは4 point grid systemの思想
Tailwindは4 point grid systemを採用しています。このシステムを理解し、適切に利用することで、一貫性のあるデザインを構築できます。また、この思想は見栄えなどをよくする効果があります。
具体的には、以下の記事を読むとわかりやすいと思います!
頻繁に使うカラー、フォント、大きさなどはconfigに追加すべき
プロジェクトで頻繁に使用するカラーやフォント、サイズなどは、Tailwindのconfigファイルに追加しておくと、一貫性を保ちやすくなります。Arbitrary valuesよりもconfigの活用を検討してみましょう!
終わりに
以上がTailwind初心者あるあるでした!
このポイントを実践するだけでTailwind初心者は脱することができるのではないかと思います!
お疲れ様でした〜
参考文献