JOSMで編集を行なっていると、OSMサーバーにアップロードする前にレンダリング結果を見てみたいという欲求がわいてくることがありますね。
独自レンダルサーバーがあれば実現可能です。
ここでは、OpenStreetMapで独自レンダリングをしようでセットアップした独自レンダルサーバーを使ってJOSM上の未アップロードデータをレンダリングさせる方法を示します。
前提
- OpenStreetMapで独自レンダリングをしようにしたがって、「必要となるソフトのインストール」まで完了させてください。(「地図データのインポート」は行う必要はありません。)
sudo apt-get install python-software-properties
sudo add-apt-repository ppa:kakrueger/openstreetmap
sudo apt-get update
sudo apt-get install libapache2-mod-tile
- Mapnik styleのフォント変更まで完了させてください。
OSMデータの作成
- JOSMで、マップの編集を行なってください。
- JOSMで、メニュー[ファイル]->[名前をつけて保存...]を選び、適当な名前で保存してください。(ここでは「test.osm」という名称で保存したとします)
独自レンダルサーバーで、保存したOSMファイルをレンダリングする。
- 独自レンダルサーバーのキャッシュファイルを削除する。
$ $ sudo rm -r /var/lib/mod_tile/default/*
- 下記のコマンドを実行してOSMファイルをレンダラーへインポートさせて、レンダリングを行います。(「test.osm」)
$ osm2pgsql --slim <test.osm>