はじめに
ITIL4 Foundationに合格しましたので、経験を合格体験記としてまとめます。これからITIL4 Foundationの受験を検討している方の参考になりますと幸いです。
ITIL4 Foundationとは
「ITサービスマネジメント及びITILに関する基本知識を保有していること」を証明する入門資格です。そもそも、ITILとは「Information Technology Infrastructure Library」の略で、ITサービスマネジメントのベストプラクティス(成功事例)をまとめた書籍群のことです。
受験理由
ITサービス部門への部署移動をきっかけに、ITサービス運用の基礎を学びたい、資格取得をしてITサービス運用の基礎を習得したことの客観的なスキルな証明として残したいという理由からです。
申し込み方法
- バウチャー申し込み
本来の試験費用は67,793円ですが、バウチャーを購入することで57,200円と約1万円ほどお得に受験することができました。(2025/7月時点の金額です、必ず各HPをご確認ください。)
バウチャー購入申込にてバウチャー購入の申し込みをしました - バウチャー購入
申し込みを実施後、届いたメールよりバウチャー購入を実施しました。バウチャー購入後に、バウチャーコードがメールに送られてきました。 - プロメトリックでの試験予約
PeopleCert/ITIL(R) ファンデーション試験より、試験予約を行いました。送られてきたバウチャーコードは、試験予約時に入力します。
勉強方法とスケジュール
勉強に利用した教材は以下です。
- 書籍
- Udemyの模擬問題集
大まかな勉強スケジュールは以下です。
- 0日目~1週間目
- ITILはじめの一歩の読み込み
- 最初のインプット用の教材としてITILの初めの一歩を利用しました。
- ITILの概要、ITILを導入すると何が良いのかを理解できました。
- ITILはじめの一歩の読み込み
- 2週間目~試験直前までの約2カ月半
- Udemyの模擬問題集を解く
- アウトプット用の教材としてUdemyの問題集を利用しました
- どのような形で知識が問われるのかを把握し、問題を解く→解説を確認するを繰り返すことで、理解を深め、記憶への定着を行いました。
- 最終的に6回分を5周し、最後は全て90%以上の正答率になってました。
- ITIL4の教本の読み込み
- より詳細部分を確認するインプット用の教材として利用しました。
- Udemyの問題集の1周目を解く中で、もう少しインプットが必要と思い、読みました。2、3週間ほどで読み切り、読み直しはしなかったです。
- Udemyの模擬問題集を解く
試験当日の流れ
- 試験の予約メールと確認表の確認
- 予約メールと確認表を確認し、当日の持ち物と受験場所を再度確認しました。
- 当日の持ち物として必要なのは、身分証明書です。
- 試験3時間前
- 最寄り駅に到着し、一度会場の場所まで足を運びました。試験費用が高額なので、公共交通機関の遅延などで、遅刻しないようにかなり余裕をもって到着しました。
- 場所を確認後、近くのカフェに向かい、移動までUdemyの問題集で間違えた問題を中心に見直しをしていました。
- 試験45分前
- 会場に移動
- 試験30分前
- 試験30分前から受付可能なので、30分間ちょうどに会場到着し受付を済ませました。受付をすると、すぐ試験を受けれるとのことなので、すぐに試験を受けました。
- 試験終了
- 試験を終了時に、PCの画面上に合否がでます。合格とだけでており、点数は表示されていなかったです。
- 会場を出て、メールを確認すると、結果レポートがすぐに送信されてました。結果は82%でした。
成功した点/失敗した点
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成功した点
- Udemyの問題集の活用
- 問題を解くことで試験イメージを具体的にもつことができ、インプットした内容を実際に理解しているかを確認することができました。
- Udemyの問題集の活用
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失敗した点
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Udemyの問題集ばかり取り組みすぎた
- Udemyの問題集であまり問われていない箇所は、知識不足や記憶が薄いために、回答に迷いました。もう少し、ITIL4の教本でのインプットをすればよかったと後悔しています。
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試験日を後ろ倒しにした
- 最初に試験日を決めなかったことで、ダラダラと勉強してしまいました。後半は勉強時間もとれず、時間だけ過ぎてしまったので、最初に試験予約をしてある程度プレッシャーをかけてもう少し短期間で取り組むべきでした。
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さいごに
ITIL4 Foundationの学習を通じて、ITサービスマネジメント及びITILの基礎知識を取得・理解することができ、ITサービスマネジメントのポイント、ITILとは何かを説明できるようになりました。
この記事が、ITIL4 Foundationの受験を検討している方の参考になりますと幸いです。