YAMAHA RTX1210でIIJmio(transix)にDS-Lite接続してみました。
フレッツのPPPoEは混雑していることが多く、DS-Lite(IPoE)に切り替えることで
高速化する場合が多いようです。(我が家の場合は20Mbps→85Mbpsに改善しました)
環境
- フレッツ光ネクスト(ひかり電話なし)
- IIJmio FiberAccess/NF
- YAMAHAルータ RTX1210
設定概要
RTX1210とIIJmio(transix)間でIPIPトンネルを作成後、IPv4の接続先として指定します。
AFTRアドレスを置き換えることで、他サービスのDS-Liteにも接続可能(なはず)です。
tunnel select [NUM]
tunnel encapsulation ipip
tunnel endpoint address [AFTRアドレス]
tunnel enable [NUM]
ip route default gateway tunnel [NUM]
設定詳細
設定時にIIJmio(transix)側のIPv6アドレスを指定する必要があります。
東日本/西日本でアドレスが異なるため、事前に確認しましょう。
https://www.mfeed.ad.jp/transix/dslite/yamaha.html
トンネルインタフェースを選択します。(未使用の番号を指定)
# tunnel select 2
IPIPトンネルとして設定します。
tunnel2# tunnel encapsulation ipip
transix側のIPv6アドレスを指定します。
tunnel2# tunnel endpoint address 2404:8e00:feed::100
トンネルを有効化します。
tunnel2# tunnel enable 2
ここでひとまず接続確認。
# show status tunnel 2
TUNNEL[2]:
Description:
Interface type: IP over IP
Current status is Online.
from 2016/10/22 23:35:06.
1 minute 55 seconds connection.
Received: (IPv4) 0 packet [0 octet]
(IPv6) 0 packet [0 octet]
Transmitted: (IPv4) 0 packet [0 octet]
(IPv6) 0 packet [0 octet]
IPv4の接続先を変更します。
# ip route default gateway tunnel 2
接続確認
traceroute
や 確認くん などでtransix経由となっていることを確認します。
外部からの直接接続は不可(余談)
DS-Lite では外部からの接続を受け付けられないため、外から VPN を貼りたい場合は「フィルタ型ルーティング」を設定する必要があります。
YAMAHA RTX1210 で用途に応じてインターネット回線を使い分ける
https://blog.yuu26.com/entry/20180528/1527514246