インスタンス作成の例
インスタンスの設定値例
項目 | 設定値の例 |
---|---|
AMI | Amazon Linux 2 |
インスタンスタイプ | t2.micro |
リージョン | 東京 |
インスタンス数 | 1 |
購入オプション | なし |
ネットワーク | デフォルトのVPC |
サブネット | 優先順位なし |
配置グローブ | なし |
IAMロール | なし |
シャットダウン動作 | 停止 |
削除保護の有効化 | なし |
モニタリング | なし |
テナンシー | 共有・共有ハードウェアインスタンスの実行 |
T2/T3無制限 | なし |
ストレージの容量と種類 | 8GBの汎用SSD |
タグ | キーはName,値はサーバーなどの名称 |
セキュリティグループ | SSH(ポート22)、HTTP(ポート80)、HTTPS(ポート443)など |
※T2/T3無制限とは
インスタンスタイプがT2またはT3の場合に限り、表示される選択肢。
負荷がかかった時のバースト(一時的に高いパフォーマンスを出す機能)を無制限にすることが可能。ただし、その分コストがかかるので、常時サーバーに負荷がかかるときは高コストになる。
インスタンスの料金
料金 = インスタンスの使用料 + EBSの料金 + 通信料金 + その他のオプション
インスタンスの使用料(稼働している時間×単価)
インスタンスが稼働している秒単位で課金される。
停止している時間はかからない。
単価は高性能であるほど高い
EBS(ストレージ)の料金(容量×単価)
インスタンスで利用するEBSの料金。
確保した容量単位の課金となり、ストレージの性能(SSD,HDD)によって単位が変わる。インスタンスと異なり、停止してる時間も課金される。
通信料金(アウトバウンドの通信料金)
インスタンスとの通信料金。
インターネットからインスタンスに向けた方向(インバウンド)の通信費は無料で、
インスタンスからインターネットに向けた通信(アウトバウンド)のみ料金がかかる
料金はリージョンによって異なる。
その他のオプション
Elastic IPサービスなどのオプションを使うときなどに料金がかかる。
余談
AWS加入から1年間の特典
- t2.microを750時間分/月の範囲を無償(おおよそ1台1ヶ月分)
- EBSを30GBまで無償
- 通信料金15GBまで無償
EC2の不得意なこと
選択の幅が広いことで魅力的なEC2ですが、
単純なサーバー1台で構成されているあまり変化のないシステムであれば、AWSの良さが生かせないので利用するメリットがない。
EC2は自分でまめに管理することが前提なので、作りっぱなしのシステムには向かない