はじめに
Claude Codeには「スキル」という仕組みがあり、特定のフレームワークやツールのベストプラクティスを学習させることができます。今回は、Remotion公式が提供しているスキルを使って、以前書いた「Claude Codeで1日でアプリを作ってApp Store公開」の記事を動画にしてみました。
結論から言うと、「この記事を動画にして」と伝えるだけで約50秒の紹介動画が完成しました。
Remotionとは
Remotionは、Reactを使ってプログラマティックに動画を作成できるフレームワーク。
- React コンポーネントで動画を作成
- TypeScript対応
- プレビュー機能付き
- MP4などに書き出し可能
セットアップ
プロジェクト作成
# Remotionプロジェクトの作成
npx create-video@latest
Claude Codeにスキルを追加
Claude CodeにRemotionのベストプラクティスを学ばせるためにスキルを追加。
npx skills add remotion-dev/skills
これで、Claude CodeがRemotionの正しい書き方を把握した状態で開発をサポートしてくれる。
実際にやったこと
手順
- Remotionプロジェクトを作成
- スキルをインストール
- 動画化したい記事(Claude Codeで1日でアプリを作ってApp Store公開)のMarkdownファイルをプロジェクト内にコピー
- 以下のプロンプトを入力
この記事をremotionのスキルで動画にして
これだけで、追加の指示なしに1発で動画が完成した。
Claude Codeがスキルの知識を使ってRemotionのコードを自動生成し、プレビューで確認してそのまま動画として出力できた。
使用した機能
生成されたコードを確認したところ、以下のような構成になっていました。
コンポーネント構成
6つのシーンに分けて構成されています:
| シーン | 内容 |
|---|---|
| TitleScene | オープニング |
| AppIntroScene | アプリ紹介 |
| PhaseScene ×4 | 開発の4フェーズ説明 |
| ClaudeCodeScene | Claude Codeの活躍場面 |
| SummaryScene | まとめ |
| EndingScene | 締めくくり |
アニメーション
-
spring(): バネのような自然な動きでフェードイン・スケールイン -
interpolate(): フレームの進行度を0〜1に変換して滑らかな変化 - カスケード効果: 要素を順番に表示するためのフレームオフセット
// springの使用例
const scale = spring({
frame,
fps,
config: { damping: 100 },
});
// interpolateの使用例
const opacity = interpolate(frame, [0, 30], [0, 1]);
ビジュアル
- グラデーション背景
- グラスモーフィズム(
backdropFilter: blur) - 絵文字を効果的に使ったアイコン表現
- Claudeのブランドカラー(
#D97757)をアクセントに使用
学んだこと
スキルの威力
Remotionのスキルを入れた状態でClaude Codeに動画作成を依頼すると:
- Remotionのベストプラクティスに沿ったコードが生成される
-
spring()やinterpolate()などのアニメーション関数が適切に使われる - シーンの分割やSequenceの使い方も正しく理解している
Remotion自体の学び
- フレームベースの考え方: 秒ではなくフレーム(30fpsなら1秒=30フレーム)で考える
- Reactの知識がそのまま活きる: コンポーネント分割、propsの受け渡しなど
-
プレビューが便利:
npm startでリアルタイムプレビューしながら調整できる
まとめ
Claude Codeのスキル機能 + Remotionの組み合わせで、ブログ記事から動画を自動生成できました。
動画編集ソフトを使わずに、テキストベースで動画を作れるのはエンジニアにとって嬉しいポイント。しかもReactの知識がそのまま活かせるので、学習コストも低いです。
プロダクトの紹介動画やデモ動画を作りたいときに、ぜひ試してみてください。
リンク
動画作成に使った記事
以前の記事で作ったアプリ