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システム運用改善業務への三歩目

Last updated at Posted at 2020-02-21

はじめに

前提条件

  • 弊社では、業務管理のツールとして、Atlassian社のJIRA Softwareを利用している。
    • システムのモニタリングはDatadog、コミュニケーションツールはslackを利用
  • 弊社では作業というくくりで、以下を包括する。
    • 依頼作業
    • インシデント対応
    • 課題対応
    • セキュリティ対応
    • 業務改善

弊社における作業の流れ

  • 基本的な作業発生から作業完了までの流れは以下の図の通り。

作業の流れ.png

モニタリングの一例

  • JIRAのダッシュボード機能を用いて、月単位の各作業区分におけるチケット数を集計し、トレンドを把握する。
スクリーンショット 2020-02-21 15.03.44.png
  • 上記の例で言うと、例えば以下を読み取ることができる。
    • 2019年12月のインシデント数が急激に増えている
      • 調査したところ、Hadoopクラスタの停止が12月に頻発していた
    • 2020年に入ってからはインシデント数が減少傾向にある
    • 長期休暇の前後は依頼作業が増える傾向にある
  • 多角的に数値分析を可能にするために各作業区分に対応したフィルターを用意する。
    • ステータスで分類する
      • 完了
      • 着手中
      • 未着手
      • 未解決
スクリーンショット 2020-02-21 15.07.41.png

苦労・工夫した点

  • 業務内容を全てJIRAチケット化するという文化を根付かせることからスタート。
    • 過去はslackに依頼事項やインシデント情報が書かれるのみで、集計や分析ができる状態ではなかった
    • このままでは誰が何をしているのか?が可視化・共有できておらず、課題と捉えて改善を実施
  • ダッシュボードのモニタリングのみでは課題・懸案を吸い上げることができない。
    • 週次でJIRAチケットの状況を確認する会議体を設け、チケットベースでの進捗や課題・懸案事項を吸い上げる場を設定している
  • Datadogが通知するアラートをトリガーにJIRAチケット起票を自動化した。
    • インシデントの集計・分析ができないとプロアクティブな対策が取れず、ナレッジも残っていなかった
      • 設定等は別で整理します
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