概要
- MacにCentOS8の仮想環境を構築する
- 環境構築にはVirtualBoxを使う
目的
- サーバー向けOS(Linux)の学習
前提
- インストールするCentOSのバージョンは8
手順
- VirtualBoxのインストール
- CentOS8のダウンロード
- 仮想環境の構築
- ハマりポイント
1. VirtualBoxのインストール
- VirtualBoxのサイトへアクセス
- 「Download VirtualBox x.y」のボタンをクリックし、ダウンロードページへ遷移
- 「VirtualBox binaries」の「VirtualBox x.y.z platform packages」の「OS X hosts」のリンクをクリックし、.dmgファイルをダウンロード
- ファイルをダウンロードしたら、ファイルを開き、1の「VirtualBox.pkg」をダブルクリック
- 手順通り進め、インストールを完了させる
2. CentOS8のダウンロード
- CentOSのサイトへアクセス
- ヘッダーの「Download」をクリックし、ダウンロードページへ遷移
- 「CentOS Linux」の「8 (2004)」のISOが「x86_64」のリンクをクリックし、「The following mirrors ...」のメッセージ配下のいずれかのリンクをクリック(※どれを選んでもOK)
- リスト内の「dvd」の文字列を含む.isoファイルをクリックし、ダウンロードする
3. 仮想環境の構築
3.1 仮想環境の作成
- VirtualBoxを起動
- 「新規(N)」をクリック
- 「名前とオペレーティングシステム」の画面で下記※の表の通り入力し、「続き」をクリック
- 「メモリーサイズ」は、デフォルトのまま(1024MB)でOK。「続き」をクリック
- 「ハードディスク」は、デフォルトのまま(仮想ハードディスクを作成する)でOK。「作成」をクリック
- 「ハードディスクのファイルタイプ」は、デフォルトのまま(VDI(VirtualBox Disk Image))でOK。「続き」をクリック
- 「物理ハードディスクにあるストレージ」は、デフォルトのまま(可変サイズ)でOK。「続き」をクリック
- 「ファイルの場所とサイズ」は、場所はデフォルトのままでOK。サイズはデフォルトのまま(8.00GB)か任意のサイズへ変更。「作成」をクリック
※3の入力項目↓
項目 | 入力 |
---|---|
名前 | ※任意(「CentOS 8」などで) |
マシンフォルダー | ※デフォルトのままでOK |
タイプ | Linux |
バージョン | Red Hat(64-bit) |
3.2 仮想環境のセットアップ
- 作成した仮想環境を選択し、「起動(T)」をクリック
- 起動ディスクの選択画面になるので、ダウンロードしたCentOS8の.isoファイルを選択。「start」をクリック
- 黒い画面になるので、「Install CentOS Linux 8.y.z」を選択しreturn
- 言語設定画面になるので、「日本語」を選択し「続行(C)」をクリック
- 「インストール概要」の画面になるので、以下6~8の内容を確認/設定していく
- 「時刻と日付(T)」:「アジア」>「東京」に変更
- 「ソフトウェアの選択(S)」:※デフォルトのままでOK(サーバー(GUI使用))
- 「インストール先」:※デフォルトのままでOK
- 6~8を完了したら、「インストールの開始」をクリック
- インストールが開始するので、完了までの間に「rootパスワード(R)」と「ユーザーの作成(U)」の設定を行う(※「ユーザーの作成(U)」の際は、「このユーザーを管理者にする(M)」にチェック)
- インストール完了後、「再起動」をクリック
- ログイン画面が出れば完了
4. ハマりポイント
4.1 画面サイズが小さい
デフォルトのままだと画面サイズが小さくて操作しづらいので、以下の手順で画面サイズを大きくする。
- 「設定(S)」をクリック
- 「ディスプレイ」をクリック
- 「スクリーン」の「表示倍率」の倍率を上げる(200%くらいに)
4.2 インストールのループ
デフォルトのままだとCentOSのインストールのループ(3.2の作業のループ)に陥るので、以下の手順で設定を変え、ループを回避する。
- 「設定(S)」をクリック
- 「システム」をクリック
- 「起動順序」を「ハードディスク」→「光学」へ変更