はじめに
この記事は フューチャーアドベントカレンダー2023 の11日目です。
遅れてごめんなさい!本当にごめんなさい。
HIGの永井です。コロナ禍で開催されていなかった、オフラインでのカンファレンスが今年は続々と開催されるようになりました。2018年ぶりにオフラインでの開催となったVue Fes Japan 2023にボランティアスタッフ(当日スタッフ)として参加しましたので、スタッフ参加記を 書こう書こうと思って忘れていた アドカレのために温めていたどころか、温めすぎて期日すっかり忘れていたので、このタイミングで記事にいたします。
技術コミュニティへの貢献とカンファレンススタッフ
技術コミュニティへの貢献
OSSやその周辺のコミュニティ(以下OSSコミュニティ)の発展は、私たちの生活に大きく寄与します。業務上の開発でも様々なOSSにお世話になっています。様々なOSSのおかげで仕事が出来ている、お給料が貰えているといっても過言ではなく、まさに「飯のたね」なわけです。そういったことから、OSSやOSSコミュニティの発展のために、何かしら貢献したいと私は思っていましたし、多くの方も同じ気持ちであると思います(そうだと信じたい!)
技術コミュニティへの貢献方法はいろいろありますが、オープンソースへのプルリクエストなどはなかなかハードルが高いなあと感じている人も多いのではないでしょうか。比較的ハードル低く関われる活動の1つにカンファレンスのスタッフがあります。カンファレンスによって呼び方は異なりますが、スタッフには1年かけて運営準備を行う「コアスタッフ」、当日(前日の設営に)稼働する「当日スタッフ」に分かれます。興味がある方は、まずは当日スタッフをやってみることをおすすめいたします。
コロナ禍も明けて今年はオフラインでのイベントも増えてきました。
Vue Fes Japan 2023は2018年以来のVue Fes Japanのオフラインイベントとなります。2020年以降はご存じの通り、コロナ禍でオンラインイベントが出来ない状況でしたが、2019年も台風のため中止となっており、待ちに待ったイベントでした。今回Vue.jsを業務で使っていることもあって、スタッフとして参加してみることにしました。
やった仕事
稼動日は3日で、1か月前くらいに当日スタッフキックオフ、前日に設営、当日本番、という形でした。
誘導チームにアサインされたので、当日朝〜最後まで会場内で人を誘導していました。
具体的には会場の入り口でチケット(名札)をチェックしたり、講演のルーム内でなるべく詰めてもらって座ってもらったり、立ち見が出た場合は、いい感じにばらけてもらったりと、名前の通り誘導していました。
入り口での誘導の間に、参加者にクリエイティブウォール(自由にお絵描きできるボード)に描いてもらうよう声がけもしていました。
当日は当社(フューチャーアーキテクト株式会社のほう)がスポンサーしていたり、当社の@ota-meshi sanが登壇していたりと、知っている人も多く出入りしていて、なんだかフレンドリーな気持ちになりました。
なお直前に怪我をして、左小指が折れてました。スタッフ内では骨折した人、として認知されていた気がします。
ご迷惑をおかけしました。
スタッフ間ではのちに打ち上げもやったりと交流があり、いろいろと技術や業務の話ができました。
「Vue.jsのslotの機能を初心者にわかるように解説してみた」を読んでくださった方も複数人いてちょっと感動しました。
「ロビー」
ここ数年のコロナウイルスへの対応を理由に、多くのイベントが中止、もしくはオンラインイベントで実施されました。
今年に入り、各イベントが実施されるようになり、2020年以前のような光景が戻ってきました。
技術的にもオンラインでやれてしまうことがわかった中で、オフラインイベントを行う意味・意義とはなんでしょうか。
オフラインイベントにあってオンラインイベントにないものがあって、それを取り戻すかのように、多くのイベントがオフラインへと回帰しましたし、実際、オフラインのイベントっていいなあと感じた方も多かったと思います。
コロナ禍で様々なオンラインイベントが開催されていくようになった当初、知り合いのイベント会社の方とお話しする機会がありました。
彼曰く、オフラインイベントにあってオンラインイベントにないものとは、「ロビー」 である、とのことです。
これは物理的な「受付の場所」という意味以上に、なんとなく人が集まっていることでうまれる思いがけぬ出会いやそこでの雑談、ワクワク感や熱量のことを比喩的に表現しているものです。
オンラインイベントをいくつかお手伝いしてきた中で、オンラインイベント中にこの「ロビー」に代わるものをなにか提供できないかは大きな課題でした。いろいろ工夫をしたところもありますが、結局、見つからず。
オフラインイベントに参加して「ロビー」の強みを再認識しました。
ロビーに集える、オフラインイベント、来年も盛り上げていきましょう。