はじめに
- 本記事は、オンプレからAWSに移行する方法について検討した内容です。
オンプレ(物理マシン)の制約について
- 以下AWSドキュメントにあるように、AWSに移行するには仮想OSイメージからという制約があると思っていました。
- 物理マシンサーバーのOSイメージを、一度、仮想化したあと、仮想OSにインポート。その後、AWSに移行しなければならない。
P2V 変換の結果として作成された VM はサポートされません。P2V 変換は、物理マシンで Linux または Windows インストールプロセスを実行し、その Linux または Windows インストールのコピーを VM にインポートすることでディスクイメージを作成するときに行われます。
AWS ドキュメント Amazon EC2 ユーザーガイド VM Import/Export の要件
では、どうするか?
- それで、まあ『サードパーティーの「CloudEndure」を使用しないといけないな』と思っていました。
- が、AWSに買収されて、2019年1月からCloudEndure Migration が無料で利用可能になっていたんですね。
CloudEndure
- 90日間有効の無料ライセンスとなっています。
- 移行時にエージェントに「CloudEndure」を無料ライセンスでインストールしますが、有効期間は90日間ですが、移行が遅延した場合も、CloudEndureアカウントを再発行すれば延長して使用できますので、実質無料のようです。
- 2019年現在、AWS、Azure、GCPといった主要クラウドに対応しているようですが、AWSに買収されたので、今後Azure、GCPなどのサポートがどうなるかは不明です。
余談(GCP、Azureの移行ツール)
- GCPの移行ツールとしては、CloudEndureの他に、Googleが買収したVelostrataが有るようです。
- Azureの移行ツールとしては、 Azure Migrateが有るようです。
補足
本記事は、Qrunchの自分のブログから記事を引っ越したものです。