概要
クラウドの用語について、まとめました
用語
オンプレミス
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オンプレミスとは、サーバーやソフトウェアなどの情報システムを使用者(ビジネス利用の場合は企業)が管理する設備内に設置し、運用することを指します。自社運用ともいいます。
SaaS
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「SaaS」(Software as a Service:「サース」または「サーズ」)とは、ソフトウェアを利用者(クライアント)側に導入するのではなく、提供者(サーバー)側で稼働しているソフトウェアを、インターネット等のネットワーク経由で、利用者がサービスとして利用する状況を指します。
PaaS
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PaaS(パース)とは Platform as a Service の略で、アプリケーションを実行するためのプラットフォームをインターネットを介して提供するサービスのことです。
IaaS
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IaaSとはInfrastructure as a Service の略で、「イアース」や「アイアース」と呼びます。
IaaSはクラウドコンピューティングのうちの1つで、仮想化技術を利用してハードウェアリソース(CPU/メモリ/ストレージ)などのITインフラをインターネット経由でオンデマンドで提供するサービスです。
SaaS - PaaS - IaaS 関連図
サーバーレス
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「サーバーレス」とは、その名のとおり、サーバーを意識せずにシステムを構築・運用することを指します。
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サーバーレスとは、一定のサーバー容量に依存することなく、稼働に必要なリソースを動的に設定し、マネージドサービスを利用する事でシステム構築をする運用方法と言えます。
SLA(サービス品質保証)
- Service Level Agreement
- サービスの提供者とその利用者の間で結ばれるサービス水準に関する合意である。
- 通信サービスやコンピュータ・アプリケーション・サービスなどで、サービスの定義、内容、範囲、品質、達成目標、稼働率などを記述する。
- 具体的な数値として平均故障間隔(MTBF)、平均修復時間(MTTR)などを利用する。
(Wikipedia - サービス水準合意)
スパイクアクセス
- スパイクとは英語で「波形の頂点」といいます。よって、突発的なアクセスの事を指します。
ロードバランサ
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ロードバランサは、システムに対するリクエストを複数のサーバに分散させ、処理のバランスを調整するための仕組みです。
オートスケール
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オートスケールとはサーバー負荷に応じて、自動的にクラウドサーバーの台数を増減させる機能のことです。
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システムにアクセスが集中したときはサーバーを自動で増やし、アクセスが少ないときはサーバーを減らすことで、常に必要最小限のサーバー数でシステムを安定的に稼働させることができます。
クラスタ
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クラスタとは、複数のコンピューターをまとめて1台のコンピュータシステムとしたものを指します。
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個々のユーザーが独自開発して使用する場合と、企業がサービスとして提供する場合があります。
スケーリング
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スケーリングとは、(規模などの)増減、(面積などの)拡大縮小、などの意味を持つ英単語。
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情報システムの分野では、装置やソフトウェア、システムなどの性能や処理能力を、要求される処理量に合わせて増強したり縮減したりすることをスケーリングという。
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処理能力を増強する際に、単体の性能を向上させることを「スケールアップ」あるいは「スケールイン」、(サーバなどの)稼働数を増やして処理を分散し、全体として処理能力を高めることを「スケールアウト」という。
RBAC
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ロール ベース アクセス制御 (RBAC) は、認証されていないユーザーによるシステムへのアクセスを制限するためのアプローチです。RBAC はロール ベース セキュリティと呼ばれることもあります。
(GeneXus - Role Based Access Control (RBAC: ロール ベース アクセス制御))
ベアメタル
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「ベアメタル」とは、OSやソフトウェアなどがインストールされていないまっさらなハードディスク(物理サーバー)を指します。