【Ruby】コーディングメモ（モジュール）

環境

ruby 2.4.1p111

モジュールとは

• クラスとは異なり、オブジェクトの生成、継承が行えない。
• しかしながら、1つのクラスからは1つのスーパークラスしか継承できない為、複数クラスにまたがるような共通メソッドを定義する場合、モジュールクラスに定義することで、効率的に共通メソッドを定義できる利点がモジュールに有る。
• 書き方は以下

module モジュール名
 処理
end

• 例として、以下サンプルを書きました。CommonFuncの名のモジュール、Employeeというスーパークラス、Tanakaという派生クラスを定義し、main.rbから呼び出しています。
• 拙記事「【Ruby】コーディングメモ（モジュール）」のサンプル（employee.rb、tanaka.rb、main.rb）を一部修正して流用しています。

commonFunc.rb

module CommonFunc
  def sayYes
    puts "Yes"
  end
end

employee.rb

class Employee
  include CommonFunc
  attr_accessor :name
  def initialize(name)
    @name = name
  end

  def sayName
    puts "My Name is " + @name
  end
end

tanaka.rb

class Tanaka < Employee
  def doing
    puts "I'm working."
  end
end

main.rb

load "commonFunc.rb"
load "employee.rb"
load "tanaka.rb"

tanaka = Tanaka.new("Ichiro Tanaka");
tanaka.sayYes

• 結果は以下です。

Yes