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UnityアプリのApple Store登録

Last updated at Posted at 2024-01-17

UnityからXcodeプロジェクトを作成

Unityから直接ビルドすることはできません。プラットフォームをiOSにしてビルドして出力されるのはXcodeプロジェクトです。ここで生成されたXcodeプロジェクトをXcodeで開いてビルドします。

WindowsでUnityを使っている場合は、USB等でMacにXcodeプロジェクトをコピーしてビルドすることになるのでとても面倒です。

Project SettingsBundle identifierに設定した値がSKUになるので入力しておいてください。

入力していないとCompany Nameの値が使われるので、日本語が入って文字化けする可能性があるので注意してください。

アプリの署名

プロジェクトを開けたら、まずはアプリの署名を設定します。これはアプリを配布するための証明書です。Targets Unity-iPhoneを選択し、Signing & Capabilitiesタブを開きます。Allで全てのリリースに署名を適用します。

ここでAutomatically manage signingを選択すると、Apple IDで署名を自動で行ってくれます。ログインしているApple IDが開発者登録されていれば、クラウド上に保存されている証明書が下のリストに表示されます。

スクリーンショット 2024-02-02 12.53.48.png

ビルド

署名が設定できたら、Product > Archiveでアーカイブを作成します。これで後述のApp Store Connectにアップロードできるようになります。

The bundle at ... contains disallowed file 'Frameworks

Unity Adsを使っている場合には、The bundle at ... contains disallowed file 'Frameworks'のようなビルドエラーが発生することがあります。
disallowed.png

XcodeのサイドメニューのTargetからUnity-Frameworkを選択し、Build OptionsのセクションでAlways Embed Swift Standard LibrariesNoに変更すると解決することがあります。

スクリーンショット 2024-02-02 12.54.12.png

App Store Connect

iOSアプリの配布にはApp Store Connectを使います。これはGoogle Play ConsoleのiOS版のようなものです。

マイアプリから新規アプリを作成することもできますが、Xcodeのアーカイブ機能を使って登録することもできます。

アプリのアップデート

image.png

Apple Store

ストアでの表示名

Apple Storeでは、Google Play Storeとは違って制作者の名前が大きく表示されます。

もし、組織で開発するアプリを個人で作ってしまった場合は、後述のアプリの譲渡で組織に受け渡すことができます。

アプリの譲渡

App Store Connectで対象のアプリを選択し、一般 > アプリ情報 > 追加情報 > アプリの譲渡から手順に従って組織のApple Idに譲渡することができます。

もしここにアプリの譲渡が表示されない場合は、所有権を持っていない可能性があります。

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