#はじめに
今回は、git reset HEAD
について見ていきましょう。
#git reset HEAD
git reset HEAD
コマンドを使うと、git add
によってステージングされたファイルやディレクトリの変更を取り消すことができます。
具体的には、現在のブランチの直前のコミットの情報をもって、ステージのファイルやディレクトリを上書きすることで、変更を取り消していきます。
取り消されるのはあくまでステージのファイルやディレクトであって、ワークツリーのファイルやディレクトリの変更は取り消されません!!
ターミナル
git reset HEAD <ファイル名>or<ディレクトリ名>
git reset HEAD .
このコマンドを実行すると、以下のような文が出力され、ステージを変更から取り消されたことが分かります。
ターミナル
Unstaged changes after reset:
M ファイル名
前述したように、ワークツリーのファイルの変更は取り消されていないので、そっちの変更も取り消したいのであれば、git checkout
コマンドを使って取り消す必要があります。
###参考
Udemy 「Git:もう怖くないGit!チーム開発で必要なGitを完全マスター」 山浦 清透さん