TypeScriptでの非同期処理 戻り値の型どうする？ Promise<T>

TypeScriptと非同期処理

JavaScriptのスーパーセットであるTypeScriptは、静的型付けを採用しており、より安全で保守性の高いコードを記述することが可能な言語。

非同期関数にはどのような型注釈をするべきか

通常、非同期関数の戻り値はPromise型を指定する。ここでTはPromiseが解決された時の値の型を表す。

// 誤った型注釈
const getString = async(): string => {
    return "hello world";
};

// 正しい型注釈
const getString = async(): Promise<string> => {
    return "hello world";
};

awaitを使用して非同期関数の戻り値を取得する場合は、その戻り値はPromiseが解決された結果の型、つまりTとなる。

// 誤った型注釈
const str: Promise<string> = await getString();

// 正しい型注釈
const str: string = await getString();

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▼参考文献