UMLはオブジェクト指向に関する国際的な標準化団体であるOMGという組織によって採択され、１３種類のダイアグラムを規定している。
| 名称 | 用途 |
|---|---|
| クラス図 | クラスの仕様とクラス間の関係を表現する |
| 複合構成図 | 全体ー部分構造をもつクラスの実行時の構造を表現する |
| コンポーネント図 | ファイルやデータベース、プロセスやスレッドなどのソフトウェアの実装構造を表現する |
| 配置図 | ハードウェアやネットワークなど、システムの物理構造を表現する |
| オブジェクト図 | インスタンス間の関係を表現する |
| パッケージ図 | パッケージ間の関係を表現する |
| アクティビティ図 | 一連の処理における制御の流れを表現する |
| シーケンス図 | インスタンス間の相互作用を時系列に表現する |
| コミュニケーション図 | インスタンス間の相互作用を構造中心に表現する |
| 相互作用概要図 | 条件によって異なる動作をするシーケンス図を、アクティビティ図の中に含めることで表現する |
| タイミング図 | インスタンス間の状態遷移や相互作用を時間制約付きで表現する |
| ユースケース図 | システム提供する機能と利用者の関係を表現する |
| ステートマシン図 | インスタンスの状態変化を表現する |