自己紹介
- 氏名:島村友造
- 所属:株式会社サイバード
- クリエイティブ統括本部 PM統括部
- 主な仕事:PM業と現場改善
本資料について
- 本年度入社した新卒に向けての「現場改善」とはナニかの説明資料となります。
- 持ち時間30分しかないので簡単な説明とワークショップでサクッと体験してもらおうと思います。
Agenda
- 現場改善とは
- 目的
- 活動内容
- ワークショップ
- 最後に
現場改善とは
- 「現場」の定義
- 開発の現場のことを指します。
- 「改善」の定義
- 誤りや欠陥を是正し、より良い状態にする事、行為。1
つまり開発現場を良い状態にする!
目的
チームを自己組織化し、メンバー自らが自律的に改善していく文化を醸成する。
活動内容
ナニをやるのか
- チームの目的やミッションを明確にする。
- チームメンバーが相互理解する。
- 暗黙知を形式知(見える化)にする。
- ムダを見つけ効率化を図る。
- 改善サイクルを回し続ける。
具体的な指標
- リードタイム
- どれだけ早くリリースできるか
- スループット
- どれだけ多くリリースできるか
具体的なツールや手法
- インセプションデッキ
- スキルマップ
- ドラッカー風エクササイズ
- タスクボード
- カンバン
- 朝会
- ふりかえり
- KPT
- バリューストリームマップ
- タイムライン
- 因果関係図
- 制約理論(TOC)
- クラウド(対立の構造の理解)
- グラフィックファシリテート
等々
具体的な成果
- 「管理画面やワークフローの改善をおこない、5~7日かかっていた開発期間を4~5日に短縮できました。」
- 「メンバーの得意なことがわかり最適なタスクの割り振りができました。」
- 「毎日の朝会でお互いのタスクと優先度を知ることができ、チームが円滑に回るようになりました。」
- 「少しづつですが改善がされて、なんとなく楽になりました。」
まとめ
- チームで課題に取り組みましょう。
- ムダを無くしましょう。
- 改善し続けましょう。
なにかお困りでしたら遠慮なくお声掛けください!
ワークショップ
コイン渡し 2
準備
- 4人がテーブルを囲んで座ってください
- 別の4人が各々の座っている人の後ろに立ちます。
- 立っている人はスマホなどで時間を計測できるように準備してください。
- 別にもう一人、全体の時間計測する人を用意してください。(9人目)
- コイン20枚を座っている1人の前に集める。
Try.1 ルール説明
- 20枚すべてを裏返しして、すべて裏返したら時計回りで隣の人に渡してください。
- 計測する人は作業し始めた所から20枚目を裏返して隣の人に渡し終わるまでの時間を計測してください。
- 全体計測の人は最初のコインが完了までの時間と最後のコインが完了するまでの時間を計測してください。
- それぞれ掛った時間を報告してください。
Try.2 ルール説明
- 5枚すべてを裏返しして、すべて裏返したら時計回りで隣の人に渡してください。
- 計測する人は作業し始めた所から5枚目を裏返して隣の人に渡し終わるまでの時間の合計を計測してください。
- 全体計測の人は最初のコインが完了までの時間と最後のコインが完了するまでの時間を計測してください。
- それぞれ掛った時間を報告してください。
Try.3 ルール説明
- 1枚を裏返しして時計回りで隣の人に渡してください。
- 計測する人は作業し始めてから隣の人に渡し終わるまでの時間の合計を計測してください。
- 全体計測の人は最初のコインが完了するまでの時間と最後のコインが完了するまでの時間を計測してください。
- それぞれ掛った時間を報告してください。
集計
ふりかえり
- いかがでしたか?
伝えたかったこと
- チーム全体の効率(スループット)を考えましょう
- きちんと優先度つけて集中して作業しましょう
- WIPの制限
- 過度なマルチタスクはしない
- 小さく進めましょう。
まとめ
- あらゆるムダをなくしましょう。
- 人も仕事も組織も。
- 小さく高速に改善を回しましょう。
- 終わらせることを始めましょう。