電子署名(タイムスタンプ)のフォーマットと有効期限について
長期署名フォーマット
フォーマットを重ねていくことによってより長期の有効期限で署名を検証できるようにしている
ざっくりで以下の3つになり、有効期限10年以降はES-A
を重ねていくことで10年、20年...と延長できる。
ES
電子署名を付与
文書、公開鍵、ハッシュ値のセット
これだけでは有効期限1~3年
ES-T(タイムスタンプ)
ESに署名タイムスタンプを付与する
タイムスタンプの有効期限の10年が延長される。
別途で失効リストが必要になる。
ES-A(タイムスタンプ)
ES-Tにさらに上乗せてで署名タイムスタンプを付与することで、有効期限が10年ごと繰り返し延長できる。
タイムスタンプの付与では失効リストなど検証に必要な情報を全て含めて付与をする。
付与イメージ
ES <- ES-T <- ES-A <- ES-A <- ES-A ...
長期署名標準規格
- CAdES
- XAdES
- PAdES
国内での主なタイムスタンプサービス(2020年11月時点)
- アマノセキュアジャパン: e-timing
- セイコーサイバータイム: セイコータイムスタンプサービス