概要
以前の記事「OpsRamp 自動検知設定/監視設定について」で自動検知設定についてご紹介しましたが、例えばIaaSインスタンスがクラウド上で増えた場合。OpsRamp側でも新規にインスタンスが自動的に登録されます。そこで新規追加時にOpsRamp側でそれを知らせるAlertを生成するWorkflowを作成してみました。
今回はAWS環境のリソースを対象にします。
まずWorkflowの説明をします。
1, OpsRamp上でデバイス=インスタンスが新規追加される
2, それをトリガーにWorkflowが動く
3, 新規アラートが生成される
Workflow自体は非常にシンプルです。
各タスクの説明
画像の各タスクをWorkflowの流れと一緒に順に説明します。
※原則記載の無い設定項目はデフォルト値です。
startevent(新規検知)
AWSリソースが新規検知された場合、このWorkflowを開始する。
自動検知したAWSのインスタンスのMakeのフィールドが「AWS」となっていたため、
こちらで条件を付けてみます。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| Name | Created |
| ID | 自動入力 |
| Configuration | Resource |
| Configuration2 | Created |
| Filter Criteria | $make = "AWS" |
Service Task(アラート生成)
検知されたリソースの情報をもとにinfoアラートを生成します。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| Name | Alert |
| ID | 自動入力 |
| Service | Platform Service |
| Task | Create Alert |
| Subject | $created.resource.name discovered |
| Current State | info |
| Metric Name | new_resource_discovered |
| Resource Name | $created.resource.name |
| Description | NAME:$created.resource.name, IP:$created.resource.ipAddress
|
アラート確認
実際に確認してみます。
このようにアラートが作成されました。
重要なアラートについては、Alert Escalationからメール送信してもいいかもしれません。

以上です。
