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ProxmoxでAlmaLinux9.7と10.1を構築比較

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Last updated at Posted at 2026-02-07

9 と 10 で変わった大きな違い

AlmaLinux 10 は、RHEL 10 のアップストリームである CentOS Stream 10 をベースにした次世代のメジャーバージョンです
最大の変化として、CPUアーキテクチャの最小要件が引き上げられています

AlmaLinux 9 AlmaLinux 10
ベースとなるRHEL RHEL 9 (CentOS Stream 9) RHEL 10 (CentOS Stream 10)
CPUアーキテクチャ x86_64-v2 (最低要件) x86_64-v3 (AVX2必須)

Proxmoxでの注意点

ProxmoxでVMを作成する際、CPU種別のデフォルト値は x86-64-v2-AES です
このまま AlmaLinux 10 をインストールしようとすると、要件を満たせず下記のように カーネルパニック が発生します

ファイル 2.png

Proxmox上で動作させる場合は、CPU種別で x86-64-v3 以上、または物理CPUの機能をパススルーする host を選択する必要があります

1.jpg

x86_64-v2 (Legacy) サポートについて AlmaLinuxコミュニティでは、古いハードウェアでも動作するよう、独自に x86_64-v2 対応のISO配布や開発を継続してくれています。

物理ハードの制約でv2でないといけない場合などに助かりそうです

インストールのUI比較

前項でも記載したとおり、RHEL 10/CentOS Stream 10 がベースとなっているため、インストール中のUIにも変化があります

検証環境
AlmaLinux-10.1-x86_64-dvd.iso
AlmaLinux-9.7-x86_64-dvd.iso

言語選択

2.jpg

OSインストール最初の画面で、大きなレイアウト変更はありませんが、背景画像が鮮やかな画像に変わっています

インストール概要

3.jpg

一部項目が廃止されたり、名称が変更されたりしていますね
変化があった項目をピックアップして、下記で紹介します

rootアカウント設定

4.jpg

10ではデフォルトで、rootアカウントの無効化が選択されるようになりました
そのため、ユーザーの作成がデフォルトでは必須となっています

ユーザーの作成

5.jpg

前項同様、10ではデフォルトでユーザーの作成が必須となっています
また、管理者権限付与項目の文章が変わっています(どちらもwheelグループ追加)

インストールソース

9.jpg

10ではUIがシンプルになり、追加のリポジトリの項目が無くなった?

セキュリティプロファイル

10.jpg

10ではUIの項目ごと廃止になりました

日付と時刻

8.jpg

9では世界地図ベースでしたが、10ではリスト選択方式にUI変更

インストール完了画面

6.jpg

筆者環境ではインストール時間に大きな違いはありませんでした

インストール後のGUI画面

7.jpg

背景画像が大きく変わっているので、見分けやすいですね

まとめ

AlmaLinux 10 への移行における大きなポイントは以下の2点です

  • CPUアーキテクチャ要件の引き上げ (v3必須):仮想化環境(Proxmox等)では設定変更が必須

  • インストーラーUIのモダン化:root無効化の推奨や、タイムゾーン選択のリスト化など

他にもカーネルバージョンの刷新やパッケージの廃止なども進んでいるため、商用環境へ導入する場合は、互換性テスト等が必要になりますね

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