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【Proxmox9.1】ホスト間のVM移行をバックアップとリストアでやってみた

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先日消費電力の削減のため、物理ホストの入れ替えを行いました(Ryzen5 → IntelN150)
VMやLXCコンテナの移行作業するにあたって、共有ディスクやHA構成等などの設定を入れずに移行するため、手順を備忘録的にメモしていきたいと思います

目的・目標

  • 移行元ホストから移行先ホストへVMとLXCコンテナを移行する
  • ISOファイルやCTテンプレートも移行する
  • 移行するついでに、VMIDを振り直したい

前提環境

# pveversion
pve-manager/9.1.1/42db4a6cf33dac83 (running kernel: 6.17.2-1-pve)

目次

1.移行元ホストでのバックアップ作業

コマンドでも良いですし、自分は面倒なのでWeb GUIでバックアップを取得しました

image.png

image.png

image.png

取得したバックアップファイルは/var/lib/vz/dumpのディレクトリにいます

#ls /var/lib/vz/dump/*

/var/lib/vz/dump/vzdump-lxc-200-2026_01_22-22_18_01.log
/var/lib/vz/dump/vzdump-lxc-200-2026_01_22-22_18_01.tar.zst
/var/lib/vz/dump/vzdump-lxc-200-2026_01_22-22_18_01.tar.zst.notes
/var/lib/vz/dump/vzdump-qemu-100-2026_01_22-22_17_03.log
/var/lib/vz/dump/vzdump-qemu-100-2026_01_22-22_17_03.vma.zst
/var/lib/vz/dump/vzdump-qemu-100-2026_01_22-22_17_03.vma.zst.notes

.zstがバックアップファイル本体です
.zst.notesはWeb GUI上で表示される注釈の中身です
.logはバックアップ取得時のlogなので不要です

2.移行元ホストから移行先ホストへ転送

転送方法は何でもいいと思いますが、今回はSCPコマンドを使いました

VM/LXCコンテナのバックアップファイルの転送

転送元ホストの/var/lib/vz/dumpから転送先ホストの/var/lib/vz/dumpへバックアップファイルを転送する

scp /var/lib/vz/dump/転送したいファイル root@転送先IPアドレス:/var/lib/vz/dump/

例)
scp /var/lib/vz/dump/vzdump-qemu-100-2026_01_22-22_17_03.vma.zst root@192.168.100.230:/var/lib/vz/dump/

自分は注釈を特に書いていないので、バックアップファイル本体である.zstファイルのみ転送しました

ISOファイル/CTテンプレートの転送

ISOファイルの保存ディレクトリ
/var/lib/vz/template/iso

# ls /var/lib/vz/template/iso/*
/var/lib/vz/template/iso/AlmaLinux-10.1-x86_64-boot.iso

CTテンプレートの保存ディレクトリ
/var/lib/vz/template/cache

# ls /var/lib/vz/template/cache/*
/var/lib/vz/template/cache/almalinux-10-default_20250930_amd64.tar.xz

バックアップファイルと同様に、転送元のディレクトリと同じディレクトリに転送する

3.転送先ホストでバックアップファイルからVM/LXCコンテナをリストアする

VM

qmrestore バックアップファイル VMID -storage リストアするストレージ

例)
qmrestore /var/lib/vz/dump/vzdump-qemu-100-2026_01_22-22_17_03.vma.zst 300 -storage local-lvm

LXC

pct restore VMID バックアップファイル -storage リストアするストレージ

例)
pct restore 400 /var/lib/vz/dump/vzdump-lxc-200-2026_01_22-22_18_01.tar.zst -storage local-lvm

VMIDを変更することも可能ですが、自動的に新しいVMIDに紐付く機能はないため、Web GUI上のVMバックアップ画面から転送したファイルがで操作できないため注意

バックアップ時に、ISOファイルがCD/DVD ドライブとしてマウントしたままだと、インポート時に同じISOファイルが移行先に存在しないとエラーが出るためので注意

下記がリストアコマンドの詳細ドキュメント

これで移行作業完了

image.png
移行元とは違うVMIDでリストアできていることが確認できる

image.png
VMIDが変わっているため、転送したファイルが表示されない

image.png
こちらも同じく、VMIDが変わっているため、転送したファイルが表示されない

image.png
紐付いていないバックアップファイルもこちらからであれば確認することができる

image.png
ISOファイルも転送できている

image.png
CTテンプレートも転送できている


ちなみに、N150にホストを乗り換えて消費電力が1/10ほど変わったので、大変意味のある作業でした
その話はまた別の記事にまとめたいと思います

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