ルーティング(routing)とは、クライアントのリクエストに応答する方法として、URI(またはパス)と特定のHTTPリクエストメソッド(GET,POSTなど)を決定することです。
各ルートには1つ以上のハンドラー関数があり、ルートが一致したときに実行されます。
ルートの定義方法は次のような構造になります。
app.METHOD(PATH, HANDLER)
各部分の意味は次の通りです。
- appは、
express
のインスタンスです。 -
METHOD
は、HTTPリクエストメソッドです。 -
PATH
は、サーバー上のパスです。 -
HANDLER
は、ルートが一致したときに実行される関数です。
以下、単純なルート定義の例
ホームページでGET
メソッドに対してHello World!
と応答する。
app.get('/', function (req, res) {
res.send('Hello World!')
});
ホームページでPOST
メソッドに対して応答する。
app.get('/', function (req, res) {
res.send('Got a POST request')
});
/user
ルートに対するPUT
メソッドに対して応答する。
app.get('/user', function (req, res) {
res.send('Got a PUT request at /user')
});
/user
ルートに対するDELETE
メソッドに対して応答する。
app.get('/user', function (req, res) {
res.send('Got a DELETE request at /user')
});
参考