CLAUDE.mdの書き方でトークン消費が2倍変わる。これは推測ではなく、800時間の自律運用で測定した結果だ。
この記事では、実際に効果が大きかった3つの変更をコピペできる形で紹介する。
1. CLAUDE.md: 100行→35行で消費が半減した
Before(100行版・抜粋)
# プロジェクトルール
## コーディング規約
- TypeScriptを使用すること
- ESLintのルールに従うこと
- Prettierでフォーマットすること
- 変数名はcamelCaseを使うこと
- 関数は50行以内にすること
- コメントは日本語で書くこと
- importの順序はbuilt-in → external → internal
- ...(以下50行続く)
## Git規約
- コミットメッセージは日本語で書くこと
- ブランチ名はfeature/xxx形式にすること
- PRにはテンプレートを使うこと
- ...(以下20行続く)
## テスト
- テストカバレッジ80%以上を維持すること
- ...
After(35行版)
# Rules
- TypeScript, ESLint, Prettier. See .eslintrc for details
- Functions ≤50 lines. Japanese comments
- Git: Japanese commits. Branch: feature/xxx
# Hooks handle these automatically — don't repeat in text:
# → syntax validation (post-edit hook)
# → branch protection (pre-push hook)
# → secret leak prevention (pre-commit hook)
# Context: ~/docs/ARCHITECTURE.md for project structure
# Don't read files >100KB without asking
結果
| 指標 | Before | After |
|---|---|---|
| CLAUDE.md行数 | 100行 | 35行 |
| キャッシュ読み取り率 | 89% | 95% |
| セッション消費(推定) | 2x | 1x |
| compaction発生頻度 | 2h以内 | 4h+ |
原理: CLAUDE.mdは毎ターンシステムプロンプトとして送られる。100行≒2,500トークン×毎メッセージ。35行にすれば毎ターン1,600トークン節約。50往復のセッションで80,000トークン=$2-3の差。
ポイント:
- hookで自動化できるルールはCLAUDE.mdに書かない(書くとトークンの二重払い)
- 詳細は別ファイルに分離し、必要な時だけ参照させる
-
# Context: ファイルパスで「読むべき時に読め」と指示
2. hookで不要な読み込みを自動ブロック
Claudeは必要以上にファイルを読む。100KBのログファイルやnode_modules配下を読みに行くのを防ぐだけで、セッションあたり10-20%のトークンを節約できる。
// settings.json
{
"hooks": {
"PreToolUse": [{
"matcher": "Read",
"hooks": [{
"type": "command",
"command": "bash -c 'INPUT=$(cat); FILE=$(echo \"$INPUT\" | jq -r \".tool_input.file_path // empty\"); [ -z \"$FILE\" ] && exit 0; SIZE=$(stat -c%s \"$FILE\" 2>/dev/null || echo 0); if [ \"$SIZE\" -gt 102400 ]; then echo \"WARNING: File is $(( SIZE / 1024 ))KB. Consider reading specific sections.\" >&2; fi'"
}]
}]
}
}
これで100KB超のファイルを読もうとした時に警告が出る。ブロックはしない(exit 0)が、Claudeは警告を見て行動を変える。
ワンコマンドで8つの安全hookをまとめてインストールすることもできる:
npx cc-safe-setup
3. /costで現状を把握する
最適化の前に、まず現状を知る。/costコマンドを実行すると:
Session cost: $2.47
API cost: $2.47 (cache_read: 85%, cache_creation: 12%, output: 3%)
Duration: 47 minutes
cache_readが85%なら健全。50%以下は異常——全文をキャッシュなしで毎回送っている状態だ。
最近Opus 4.7に更新した場合は特に注意。4倍のquota消費やcache_creationの94%膨張が報告されている。
トークン消費が気になっている人へ
GitHub Issueのトークン消費スレッドには2,600+件のリアクションがある。Anthropic公式も平均$13/dev/dayというデータを公開し、hookによる削減を推奨している。
Token Checkup(5問・30秒)で自分の消費パターンを無料診断できる。/costの出力を貼り付けるCache Health Checkerもある。
Opus 4.7で問題が起きていませんか? Safety Scannerでsettings.jsonの脆弱性を無料チェック。Survival Guideで全対策を確認。
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関連記事: Claude Codeのトークン消費を減らす5つの方法——Opus 4.7で+35%になった今やるべきこと
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⚠️ CVE-2026-21852(2026年4月公開): プロジェクト内.claude/settings.json経由でAPIキー窃盗。対策: npx cc-safe-setup(ユーザーレベル設定で免疫)→ 詳細
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