はじめに
Gitにおいてファイルなどをバージョン管理する際、
管理が不必要なファイルの存在があることを知りました。
それらのファイルについての対処を備忘録として記載していきたいと思います。
環境について
- vagrant(仮想環境)
- VM VirtualBox(仮想機器)
- centOS
ホストPCのOSはmacを使用しています。
使用言語/フレームワーク
- ruby-2.5.7
- rails 5.2.4.2
今回不必要だったファイル
- /.DS_Store
- /.ubuntu-bionic-18.04-cloudimg-console.log
.DS_Storeとは
MacOSが自動的に生成するシステム情報ファイル。
隠しファイルなので、基本的にFinderなどでは表示されないが、
GitHub上では表示される。
ファイルごとに作成されるみたいなので、複数作られます。
.ubuntu-bionic-18.04-cloudimg-console.logとは
vagrantのログファイル。
中を見る限り、仮想機器のログが格納されているファイルのようです。
ファイルの削除
不要なファイルをGitのバージョン管理から削除していきます。
まずは.DS_Storeファイルから
以下のコマンドを実行して
アプリケーション内の/.DS_Storeファイルを探します。
$ find . -name .DS_Store
./app/assets/stylesheets/.DS_Store
ここで/.DS_Storeの居場所が表示されます。
居場所がわかったら、以下のコマンドを実行してファイルを削除をします。
$ git rm ./app/assets/stylesheets/.DS_Store
これでファイルを削除することができました。
次に.ubuntu-bionic-18.04-cloudimg-console.logファイルのキャッシュを削除します。
ファイルは残してキャッシュのみを削除するようにしました。
そうすることで、ローカルは削除されずリモートリポジトリのみファイルを削除できます。
以下のコマンドを実行します。
$ git rm --cached ubuntu-bionic-18.04-cloudimg-console.log
リモートでマージするとファイルが削除されます。
ローカルではファイルを残せます。
以上で不要なファイルを削除できました。