クラウド超初心者がAWSome Day Online Conference(2024/03/21)に参加をして、クラウドの基礎的な概念について学んだことをまとめる。
本記事はAWS特有のサービスや技術よりも、他のサービスにも共通するクラウドの大枠・概念的な部分に関する備忘録。
クラウドとは?
クラウドとは?
サービスやアプリケーションを構築・運用していくために必要なサーバーやストレージデバイスなどのインフラストラクチャを、従来のオンプレミス型に代わってインターネット上のソフトウェアとして使用できるようにしたもののことを表す。
AWSやAzureは、インターネットを介してこれらのインフラストラクチャを使いやすい状態で提供してくれるクラウドサービス。
オンプレミスとは?
オンプレミスとは、自社内に物理的なサーバーなどを設置してサービスやアプリケーションを運用する利用形態のことである。
(ここから先はわかりやすいようにインフラストラクチャをサーバーに絞って話していく。)
クラウドを利用するメリット
オンプレミスと比較したクラウドの利点はたくさんあるが、AWSOME DAYを視聴して登壇者が特に強調していたと感じた点は以下である。
(オンプレミスの利点に関しては本記事の主旨とはずれるので割愛)
オンプレミス | クラウド | |
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コスト面 | ・サーバー設置時に先を見越して、(実際そんなに使うかわからなくても)余裕のある容量のものを購入する必要がある ・先行支出 |
・キャパシティを予測する必要はなく、必要な容量を必要な時に購入できる ・従量課金制 |
導入スピード | 機器選定から調達、設置まで全て合わせると1ヶ月以上かかることがある | インターネット上でサービスに申し込みプランを選定をすれば即日(速ければ数分)で利用できる |
運用の手軽さ | ・物理サーバーの維持やメンテナンスが必要 ・キャパオーバーの場合には、新しくサーバーを買い替えて設置し直す必要がある |
・物理的なメンテナンスが不要 ・メニュー画面から設定を変更するだけでキャパの増減が可能 |