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【 就活対策 】GD完全入門:成功に導くノウハウを徹底解説

Last updated at Posted at 2024-07-12

はじめに

みなさんこんにちは!
まずは本記事を読んでいただきありがとうございます。

今回はグループディスカッション(以下、GD)の「完全入門」ということで、GDの流れや、評価項目、役職ごとの立ち回り方などをまとめていこうと思います。

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この記事を読んで得られること

  • GDの基本的な流れと目的の理解
  • GDにおける役割の種類と立ち回り方について
  • 企業が評価するポイントの把握

この記事の対象者

  • 就活でGDを控えている学生
  • GDの基本を一から学びたい方
  • GDに苦手意識がある方

それでは、まずはグループディスカッションとはどのようなものなのか用語を明らかにしていきましょう!

グループディスカッションとは

グループで与えられたテーマについて議論し結論を出すことを指します。
4名から8名の参加者が30分〜1時間弱かけて議論することが一般的です。

グループディスカッションは企業が書類選考や面接では評価が難しい、能力や価値観を評価するために行うといわれています。

グループディスカッションの一般的な流れ

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⭐️前提条件の確認
まず、議題についてグループ内で確認を行います。提示された議題を全員が正しく理解しないと、論点がずれ、議論の方向性がバラバラになる可能性があります。
たとえば、「幸せな人生とは何か」というテーマでは、「誰」を対象にするかによって議論の内容が大きく異なります。20代の人と60代の人が考える「幸せな人生」は異なるでしょう。このような視点を踏まえ、前提条件の確認段階でしっかりとすり合わせを行うことが重要です。

⭐️時間配分
役割決めの際にタイムキーパーを決定しておくことで、その人を中心に議論とまとめにかける時間を明確にします。ディスカッションの最終目的は結論を出すことですので、制限時間内に終了できる進め方を考慮する必要があります。

⭐️現状分析
「問題が生じている原因」を分析する重要なフェーズです。現状を把握し、何が問題となっているのかを洗い出します。時系列などのフローをフレームワークとして用い、いくつかの観点から現状を分析することで、次の「アイデアの発散」がスムーズに行えるようになります。

⭐️アイデアの発散
このフェーズでは、時間内に「どれだけ多くのアイデアを引き出せるか」が重要です。メンバー全員が積極的に発言することが求められます。また、参加者は意見を述べる際に、短時間で効率的に意見交換を行うために「結論→理由→具体例」の順で話すことを意識しましょう。

⭐️アイデアの収束
出されたアイデアの中から、被っているものや補足可能なものを整理します。その後、出たアイデアを抽象化し、分類する手順が適切です。注意すべき点として、「多数決で決める」ことは避けましょう。ディスカッションの目的は全員が納得し、合意形成を行うことですので、多数決を使って結論を導くのは適切ではありません。

⭐️まとめ(結論を出し発表の準備をする)
発表の際も、アイデアの発散で使用した「結論→理由→具体例」の順で話すことが望ましいです。この3段階に加え、結論を実行した場合のメリットや再度の結論提示を制限時間内に発表できれば、まとまった印象を与えることができます。

評価項目

①論理的思考力
論理思考力のある人は「わかりやすい言葉を使って」「筋道を立てて話す」ことができる人です。意見交換を行いながら時間内に結論を出すことが求められるグループディスカッションにおいて、意見の根拠を示しながら誰でも理解できる言葉を用いて筋の通った話をすることができる能力が必要とされています。

②協調性
ディスカッションを活性化するための発言や自己主張は大切ですが、他人の意見を尊重する協調性も持ち合わせなければなりません。時には進行中に突飛なアイデアが出てくる可能性もあります。しかし出た意見を真っ向から否定せず一度受け入れ、それをどう全体に反映させるかを考えることが必要です。

③リーダーシップ
ここで指すリーダーシップとは自己主張をすることではなく、議論を円滑に進めグループ全体で結論を出すという、目標に向かってグループを統率できる力のことを指します。また話し合いが議題からそれてしまった場合の軌道修正ができる人もリーダーシップがあるとみなされ、プラスの評価に結びつくことがあります。

グループディスカッションにおける役割

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①ファシリテーター
話し合うべきポイントを適切に捉え、議論を進行しまとめていく役割です。全員が意見を出せるように促したり、議論が滞ってしまった際には話題を振って軌道修正をすることも必要です。しかし強引に議論を進行しようとすることは好ましくありません。

②タイムキーパー
時間配分を行う役割です。グループディスカッションでは決して長くはない制限時間が設けられているので、議論が白熱し予定通りに進められる可能性が低い・または一つの話題に対して時間がかかりすぎている場合には時間配分に関して意見することが求められます。

③書記
議論されている内容を書き取り、記録としてメモする役割です。内容すべてを書き取るのではなく、必要な情報を取捨選択する力が必要です。記録をグループ全体に見えるようにしなければいけない場合もありますが、書記役以外の人でも適宜メモは取っていると想定されます。それを踏まえ、書記役はメモと取っていても発言量が少なくならないように意識するとよいでしょう。

④発表者
議論の結論をまとめ、採用担当者やグループに発表する役割です。書記がまとめた内容をただ読み上げるだけでなく、自分の言葉を用いながらわかりやすく簡潔に伝える力が求められます。発表には制限時間が設けられる場合が多いので、議論の要旨をもれなく端的に話せる人に向いています。グループディスカッションの一般的な流れ

グループディスカッションの種類

①自由討論型(抽象テーマ型)
答えのない抽象的なテーマについて学生が話し合い、どのように議論を進めていくかが評価されます。(例)「幸せな人生とは何か」「良い会社とは何か」「理想の上司とは」
抽象度・自由度がともに高いテーマであるため、グループ内での意見がまとまりにくくなったり論点がずれてしまう傾向があります。よっていかに論理的に議論を進めていけるかがポイントになります。

②課題解決型
与えられた課題の解決策をグループで討論します。
(例)「商品の売上を2倍にするにはどうすればよいか」「新型コロナウイルスの予防意識を高めるにはどうすればよいか」「地方の人口を増やすにはどうすればよいか」
課題解決型では、前提確認の過程で「問題が生じている原因」を分析する必要があります。原因を解消することがテーマの解決策となることがあるからです。問題に対して原因が存在するテーマの場合には、原因の分析に焦点を当てることで議論をスムーズに進行できるようになります。

③ディベート型
「賛成派と反対派に分かれる」・または「AかBのどちらかを選択する」という形で討論を行い、議論を通じて結論を出します。
(例)「大企業と中小企業のどちらがよいか」「24時間営業は必要か」「無人島に持っていくものとして次のうちから3つ選ぶとすればどれか」
学生一人ひとりに立場や役割が与えられる場合もあり、相手側の議論から欠点を探して攻撃するだけでなく、相手側の攻撃にも対応できるように防御しつつ説得していくことが重要となっていきます。

やってはいけないこと

頭ごなしに否定する

協調性についての箇所でも記述しましたが、アイデアの発散時に意見を否定する参加者がいた場合、その後活発な意見交換がしにくくなってしまいます。実現可能性が低いと思われるアイデアでも最初から否定せず、一度受け入れて議論全体に組み込んでみることが大切です。

発言が少ない

他人のアイデアに耳を傾けることも必要ですが、自分の意見を言わなければ評価対象にすら入らないこともあります。活発な議論を作る上での妨げになるだけでなく、「ただ参加している意思のない人」とみなされてしまいます。適切な自己主張をしつつ他人のアイデアを傾聴するというバランスを意識しましょう。

自分の主張を押し通そうとする

繰り返しますがディスカッションは合意形成の場なので、自分の主張を相手に無理矢理に理解させる行為はNGです。協調性がないと評価される危険性が高いので避けるべきです。

知ったかぶりをする

知識がない領域でのテーマの場合、知ったかぶりをして無理に発言しようとすることはやめましょう。人事側も知識の有無で合否を決めるケースは少なく、誤った知識で場を混乱させるのではなく、落ち着いて自分ができることを探すことが重要です。

クラッシャーを放置する

①〜④の行為をする人は企業から「クラッシャー認定」されてしまいますが、自分がそうならなくともグループ内にいないとは限りません。そのようなクラッシャーがいた場合には放置したり闇雲に批判するのではなく、改善案を出したり上手く対処することで自己評価を上げることができる可能性があります。

最後に

ここまで読んでいただきありがとうございます。

この記事を通して、グループディスカッション(GD)に対する不安や苦手意識が少しでも和らいだら幸いです。

実は、私自身GDについて全くの無知であり、様々なサイトを漁りながら重要そうな情報を集めてまとめたのがこの記事です。

もし、この記事で紹介した以外にも効果的なGD対策法をご存知でしたら、ぜひコメント欄でシェアしてください。皆さんの経験から、私自身も新たな気づきが得られるかもしれません。


P.S.
GDの選考で高評価を得るための重要なスキルの一つに「ロジカルシンキング」が挙げられます。
この能力は、議論を整理し、説得力のある主張を展開する上で非常に重要です。
こちらに、ロジカルシンキングを鍛えるノウハウを記載した記事があります。
【 Notion 】テンプレート配布あり!0秒思考×ピラミッドストラクチャ ロジカルシンキングを鍛える最強メソッド
本記事と合わせてお読みいただくと、より総合的なGD準備ができるはずです。一緒に学びながら、GD攻略を目指しましょう!

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